妹5歳がぷんぷん怒りながら私のところにきた。
ひとしきり泣いたり喚いたり感情爆発させながら私に訴える。
兄と外で遊ぶ約束をしていたが
なかなか着替えもせず口もきいてくれなくて
そうこうしているうちにタイムリミットが来てしまった
もう!なんでなの!と。
楽しみにしていたことができず
悲しい悔しい気持ちなのだなと解釈した。
【一方、兄は】
こちらの様子を伺いに来るも何も言わず立ち去る。
それを何回か繰り返しているうちに
「僕は悲しみ半分、怒り半分だ」という一言を
冷たい表情で言った。
私は咄嗟に
「それは妹に言うことでしょ!」
「二人の話なんだから二人で話して」と突き返した。
【ここですごく嫌な気分】
なぜあの子(長男)はいつも言葉ではっきりと話さないの?
そんな短い言葉じゃ何に怒っているのか何に悲しんでいるのか分からない
話し合わないと理解しあえないじゃないか!!と。
妹みたいに必死に泣きながらでも訴えなさいよ!という怒りも。
そこで、、、、
あ、これはいつも嫌な気分になるパターンだ
と気づきました。
【嫌な気分になったらチャンス】
よし、もう一度、息子の話を聞いてみよう。
いつもみたいに厳しく突き放したりせず
ただ息子の様子を見てみようと。
「つながる」を意識しよう。
そこで息子を呼んできて。
「なにが悲しくて、なにに怒っているの?」と聞いてみた。
すると、ずーーーっと泣いたり考えたり言葉がでてこない。
言いだそうとすると嗚咽するように泣いたり
呼吸が荒くなったり
はたまた放心したり
そしてまた号泣したり
かなり長いこと葛藤していた。
いつもなら
「はっきりしなさいよ!」と一喝してしまう。
でも今日はつながる。
悲しみと怒りはどこからくるのだろう
そこに集中した。
途中で嫌気がさす自分もでてきた。
いつまで続くの?という気持ちも。
冷たい顔してシケた態度だったかも。
悲しみと怒りを抱えて
勇気を振り絞ろうとしている息子
その姿を見ると私も苦しくて
かなりキツい。
この時間 早く終わらせたい。
でも少し辛抱しよう。
私もこのモヤモヤする気持ちに蓋をしないようにしよう。
じーーーっと待っていた。
すると息子が口を開いた
。
『言おうと思うんだけど、こわくて言えないんだ』
え??
妹との兄弟喧嘩なのに??
妹が泣いて怒ると何も言えないの?
と心の中で思いました。
でも口に出したらまた息子を責めてしまう。
ひと呼吸して冷静に
「何がこわいの?」と聞きました。
すると
『ママに また 何か言われるかもって 思うから…』
泣いて震えながら感情のままに伝えてくれました。
ぐちゃぐちゃになりながら。
【あ、私だったんだ】
ただの兄弟喧嘩じゃなかったんだ。
的外れだった。
全然息子のことを分かってなかった。
そっか。そうだよね。
すぐ言い返すし、あなたに厳しく当たってるもんね。
あー私が貝にさせてしまったんだ。
その気持ちわかるよ。
ママもお母さんがこわくて何も言えなったし何もできなかった。
いつだって怒っているように聞こえる。
ただちょっと聞いただけなのに怒られている気分になるよね。
ほんとに何も言いたくなくなるよね。
すごく分かるよ。分かる。
うん、ほんとにこわいもん。
そうか。そんなにママがこわかったんだね。
『こわがらせてごめんね』
息子にやっと言えました。
ずっと謝りたかった。
そして私の気持ちも伝えたら
「わかった」と一言。
タタタっと走って遊びに行きました。
その後ろ姿を見たとき
ものすごい安心感を感じました。
これが
息子とつながれたかもしれないと思った瞬間でした。