3月31日に、






かこさとし先生が、






お誕生日を迎えたそうです(((o(*゚▽゚*)o)))




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写真は絵本ナビ様から勝手におかりしました、すみません。





御歳90歳!











からすのぱんやさん、どろぼうがっこうなど、



「新刊出たよ~~♡」

と、保育士のお友達から聞いてきましたが、




90歳になられたのですね!




さらなる制作意欲に、圧倒されます。




これからも、楽しい新刊、お待ちしています!







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語り下ろしの本、


「未来のだるまちゃんへ」


まだ読んでません。






早く読みたいです(((o(*゚▽゚*)o)))
先日、細谷亮太先生の講演会に行ってきまして。



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“チャーリー・ブラウン なぜなんだい? ーともだちが おもい病気になったときー”


の、日本での発行は大変だった、とお聞きしました。




「とにかく、シュルツさんは、黄色の出方にこだわられまして。

黄色が綺麗に出ないとOKがもらえなかったのです(笑)」



との、お話でした。








黄色の出方にこだわり…(((o(*゚▽゚*)o)))

さすが、世界的な漫画家さんだけの事はあります。


なんとも素敵なお話ですね!





うさ吉がこどもの頃、夢中で読んでいたのは、スヌーピーの四コマ漫画でした。
 
月刊ピーナッツ(PEANUTS)、という本です。

親戚のお兄さんから、スヌーピーが好きならあげるよ、と、いただいたものでした。

日本語の吹き出しではありましたが、コマの下には英語が書いてありました。


白黒だったので、色なんて気にしていませんでした。






でも、これは絵本ですから。



作者が色にこだわるのは当たり前です。





ディック・ブルーナー氏の原画展でも、真っ白なミッフィーちゃんを生き生きとさせるために、

絵本の色にこだわる様子が展示されていました。







そこで!




英語版をネットで探して見ました。






amazonにありました(((o(*゚▽゚*)o)))




こちら↓が、英語版の表紙です。




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あれ? Σ( ̄。 ̄ノ)ノ



黄色が、綺麗に出ていません…(=゚ω゚)   



タイトル文字に壁の色がかかってしまうからでしょうか…?




ちょっと、ビックリしました。




でも、これが、黄色にこだわった理由かな? 

…とも、思いました。





自分の思いを絵本で表現するには、

原画通りの色合いでは、できない事があるのですね。







実は、この細谷亮太先生の講演会。


長野県立こども病院ご好意で、その会議室で行われたのですけれど。



現在、病院の廊下で、マヤマックスさんの、絵本と原画の比較展を行っているそうで。


そちらも見てきました。



写真NGかな? と、思っているるので、お見せできないのが残念ですが、

原画と、絵本になった絵は、

「え?! こんなに手を加えているんだ!!」  

と、驚くほど、です。



…加えているというか、削っているっていう感じなのですけどね。


いらない線を消して、

背景と同化している色を消して、

身体全体ではなく、バストアップにして…



…と、いった修正が入って、見やすくなっていました。





機会があったら、絵本作家さんたちの、

絵本と原画の違いをぜひ見ていただきたいと思います。(((o(*゚▽゚*)o)))





ではまた。
先日、


小児科医で、絵本作家の


細谷亮太先生の講演会に行ってきました(^ ^)


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今回は、この講演会のご紹介をしますね。



細谷先生は、お子さんが生まれた時から絵本の読み聞かせをしていたのだそうです。



素晴らしいイクメンですね(^ ^)



お子さんが絵本を自分で開いて読んでいるので、

「字を覚えたんだな」

と、思っていたら。




「アメリカに住んでしばらくして。

英字や数字の看板やナンバープレートに、かなり近づいて見ていたので、

おかしいね? と、妻が言いまして。

調べてみたら、先天性の遠視だったんですね。



先天性の遠視の見え方は、水の中にいるような見え方をするので。

目にあった眼鏡をかけた時の顔は、とても良い笑顔でしたね。


でも、絵本が全く見えていなかった訳なんですが、よく見えていないのに喜んで絵本を読んでいたわけで、
そっちの方が、私としては驚きでした」



そんなある日の事、友人からアメリカで、こんな絵本が出ているよ、と、教えてもらったのが、


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“チャーリー・ブラウン  なぜなんだい? ーともだちが おもい病気になったときー”


だったそうです。


小児科医の目で見ても、あまりにも素晴らしい内容だったので、日本に紹介したいと思ったそうです。


でも。

スヌーピーのシリーズの訳は、谷川俊太郎先生がすべて手がけていたのですが、

内容が内容だし、絵本だから、医者が訳しても良いんじゃない? と、考えて、

ダメ元で出版社から問い合わせていただいたそうです。


「いろいろ大変だったんですが、OKが出まして。出版されました。


この本の何が素晴らしかったというと…」




1、白血病という病気をわかりやすく説明している事。

2、白血病に対して偏見を持っている人がいて、その偏見を正すように求めている事。

3、病気で苦しんでいる子だけでなく、兄弟たちの辛さも書かれている事。


…だ、そうです。




とても、暖かな眼差しで、子供たちの成長を見つめている方なんだなぁ…と、感動しました。






スーザン・バーレイ作「わすれられない おくり物」を、意識不明で脳死となった子の兄弟に、

読み聞かせた話は、とても泣けました。


「『何もわからない状態なのに、なぜこの子は神様に召されないのか。はやく天の国で、安らかになって欲しいのに…なぜ天国の門の前で立ち止まっているのかを考えたら、兄弟たちが、がんばれがんばれと応援していた。
だから、その応援をやめるように話して欲しい』と、お母さんから頼まれまして。

この本を読んだんですよ。

そしたら『この本みたいに、天国へいったら、弟は元気な時みたいに、走れるようになるのなら、その方が良いよね』と、言ってくれまして。

がんばれと言わなくなってすぐに、その子はトンネルを抜けて行きました。


この本の真髄は、実はこの部分にあるのです」




なんと!

うさ吉が一番好きな場面が、

真髄だったとは…(((o(*゚▽゚*)o)))




この本が伝えたい事は、

「肉体は滅んでも、その人が残したものは繋がっていく事にある」

と、思っていました。



そうですよね…

一番印象深い部分が、その本の真髄ですよね…。




とても、勉強になりました(^ ^)


1時間半の短い時間でしたが、とても有意義でした。




また、細谷先生のお話を聴きたいですね。





ではまた。