西遊記のご紹介中ですが、
今日はお盆の送り日なので…
ちょっと涼しい話を、
女子トークでお送りします(・ω・)ノ
さて。
うさ吉は、現在某病院の小児科病棟におります(・ω・)ノ
その、休み時間での女子トークです。
「あたし、関西出身じゃん。
信州にきてまだ四年だし、信州って言ってもさ、めっちゃ暑いからさあ~、どっか、涼しいところないかなあ?」
「岐阜の鍾乳洞はどお? とっても涼しいよぉ~。
ヒエヒエでさ、かなり寒いんだよね」
「かなり寒いの、良いよね~♡」
「見えればもっと寒くなるよ~(((o(*゚▽゚*)o)))」
「見えればって…?」
見えればって…やばくないですか? そこ…
「他の人には見えない親子、見ちゃったんだよね~」
ヒィーーーーーヽ(;´Д`)ノ
やっぱり…!
「やばいじゃーん。どんな親子?」
「髪が長い、細身で長身。赤ちゃん抱いてるの。
なんか有名な人みたいよ。悪さはしないんだって。
そこにいるだけ」
「ならいいかぁ…悪さしないなら」
「悪さするのは困るよね。私、乗り移られたことあるんだ」
「何それ?! 無事だったの?!」
「私はね~無事だったよ。変にはなったけどさあ~」
「どんなふうになったの?」
「海の家でバイトしてたら、その日の夕方に溺死した人が出てさ。
その人まず、男子アルバイトに乗り移ったのね。
夜になってわけわからないこと叫んで海に向かって行ったから、ヤバイって、みんなで追いかけようとしたら、
その子、玄関でこけて気絶してたのよ。
みんなで助けていたら、私がおかしくなって、
『帰らなきゃ、帰らなきゃ』って叫んでいるんだけど、
私は帰りたくないの。
身体を盗られているから、意識の底で、『帰らない、でて行け!』って叫んでいるんだけど、届かないのよね。
荷物をまとめて、駅まで行ったところで、正気に戻ったんだけどさあ~
イヤぁ、すごい体験したよね」
「それはすごいね…怖すぎるわ」
「じゃあ、怖くない話はいかがです?
某病院の分娩室には、すごいスタッフがいるそうですよ」
「すごいスタッフ?」
「一部にしか見えないスタッフ…髪の長い、顔がわからない女性がいて。
その人が分娩室にいると、どんな難産でも100%の確率で赤ちゃんが生まれてくるから、
見えているスタッフは『お母さん、頑張って! 赤ちゃんにもうすぐ逢えますよ!!』って声がかけられるんだけど、
その人が分娩室にいない時は、どんなにお母さんが元気でも、絶対産まれてこないから、声をかけようがないんだそうですよ。
その見えない人、赤ちゃんが大好きだから、生まれてくるのを見に来ているんですって。
だから、産まれてこない時にはいない。
しかも、病院が引越しした時も荷物に紛れてついてきて、今でも分娩室にいるそうですよ(笑)」
「それ、楽だわあ。
生まれてくるの、わかっちゃうんだもん。先生より、占い師より確実ってことでしょ、最強の預言者ってことだよね。最強のスタッフだよね!」
「本当良いねぇ。
でも、やっぱり病院には、怖い話はつきものだよね。」
「うちの病棟では、なくなる人いないから、そういう話は聞かないよね」
「うちの病棟ではないですけど、隣の小児科病棟にはいるようですよ。
面会室にね、4時50分になると、カーテンを引きに来るスタッフさんがいるそうですよ。
『5時になると、覗く子がいるからね~♡』って。」
「隣の小児科病棟…って…え?!」
「あれ? あそこ、一階じゃないよね? うちの病院、どこもベランダないし…」
「え??! なんで覗けるの??」
お後がよろしいようで…
ではまた。
それにしても、看護師さんって、不思議体験している方は結構いるのですね( ̄◇ ̄;)
うさ吉的には、そっちの方が怖かったです。