千鹿頭神社の横の山の上にあった、林城。




うさぎの吸い物で、徳川家に吉兆をもたらし、『林』の名前をもらった、土地に建っていました。


{6173C2E5-151A-4EEF-AA0C-A968B2046462:01}




県の史跡に指定されていて、今から発掘は出来ないし、

昔も発掘もしていないのだそうです( ̄◇ ̄;)




史跡指定されてしまうと、勝手に掘れないそうです…残念…(´・_・`)



{B02F37BE-3CEE-4CC2-ACDE-46811419492D:01}

{DDDC112E-DE80-417C-BC37-A554311A5542:01}



今は石垣しか、この地にはのこっていません…。








実は、林城には、


こんなお話が残っています。






「戦国時代の只中である、1550年。



松本平を統治する小笠原長時は、

武田信玄率いる武田軍に押され、塩尻峠での戦いで敗れたため、

とうとう村井に城を築かれてしまった。




林城に攻め込まれるのも時間の問題と、なったある夜。

密かに、祈祷所である兎川寺の住職を呼んだ。



長時は住職に、

「私が大切に育てた白い牡丹が、踏みにじられるのは忍びない…。

どうか、預かって欲しい」


と、頼んだ。



住職は快くそれを引き受け、


檀家に牡丹を託した。




その数時間後。

林城は、武田軍に攻め込まれ、

長時は自落し。


安曇野へと逃げ去った。





武田軍は、林城の支城であった深志城を占拠、

32年に渡り、松本平を支配した。」







小笠原長時は、とても園芸がお好きな殿様だったそうで。



白くて、小ぶりな牡丹の花を、

とても大切に育てていたそうです。




心優しい、穏やかなイメージのあるお殿さまですよね(≧∇≦)











長くなったので続く。






ランキングに参加してみました(^^)




今日と、ポチっと、お願いしますm(_ _)m