ジャマイカからニューヨークに向かう途中で突然発生した乱気流に巻き込まれた旅客機はなんとか無事にニューヨークの空港に着陸したが、数時間のフライトだったはずが5年半の歳月が過ぎていた……。
冒頭からいきなり突拍子も無い出来事が主人公たちの身に起き、その後も視聴者の先読みを許さない展開が続く。
「MANIFEST/マニフェスト」はそんなSFサスペンスドラマである。
運命のモンテゴ航空828便の搭乗者は5年半の間に家族や恋人、仕事などを失うが、
そのうちの何人かは同時に超能力のようなものを得る。
「MANIFEST/マニフェスト」は、828便にまつわる謎の解明と、
5年半の失われた歳月が主人公やその周囲の人間に与える影響とを等しく描くことによって、
サスペンス・スリラーとしての醍醐味と人間ドラマとしての見応えを提供してくれる。
828便に乗り合わせた一人として、またニューヨーク市警察の刑事として、
自分たちに起きた現象と超能力の謎を解き明かそうとするヒロイン、ミカエラには
TV「スーパーナチュラル」、「ARROW/アロー」などの出演作があるメリッサ・ロクスバーグが、
そしてミカエラの兄で強力な超能力を授かった息子を守ろうとするベンには
「ワンス・アポン・ア・タイム」のチャーミング王子役で知られるジョシュ・ダラスがそれぞれ扮している。
製作総指揮には、
タイムトラベルを描く映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや、『フォレスト・ガンプ/一期一会』を監督した
ロバート・ゼメキスが名を連ねていることにも要注目。
ジークとジャレッドが揉み合った末に拳銃が発砲され、ミカエラは腹部に被弾して瀕死の重傷を負う。
ジークはミカエラに促されて逃走、ミカエラは一時危篤に陥るが、搬送先の病院で一命を取り留める。
手術中、ミカエラは再び828便に乗り、墜落する飛行機の中で「乗客たちを救え」という“呼びかけ”を受ける。
ミカエラの兄ベンは、これが「2024年に死ぬ運命から乗客たちを救え」ということを意味していると考え、
乗客たちの現在の居場所を調べては一人一人に話を聞く地道な調査を始める。2か月後、ミカエラは退院。
ジークはカナダから絵ハガキを送ってきていたが、
彼にも死期が迫っていることを知らせるためには、ニューヨークに呼び戻す必要がある。
ミカエラは勤務先の129分署を訪れ、新任のバワーズ署長に自分が撃たれたのは事故なので
ジークの捜索を中止してほしいと頼むが、ジャレッドが内部調査で「ジークは故意にミカエラを撃った」と
証言していたため要求は一蹴される。
その後、828便の乗客だったベイシック夫妻が行方不明になっていると知ったミカエラは、
再び「乗客たちを救え」という啓示をうける。
一方、グレースは妊娠4か月だが、子供の父親がベンとダニーのどちらなのか分からない。
ダニーが子供を望んでいたことを知ったベンは、彼のためにもDNA検査で父親を調べるべきではないかと思いつつも、
検査は必要ないという妻の意見を尊重していた。
サンビはセラピストに扮した少佐に私生活の悩みを打ち明け、グレースが妊娠したことを漏らすが、
カルや呼びかけについて突っ込んだ情報を得たい少佐は「表面的な話しかしないのなら治療はやめたほうがいい」と圧力をかける。
まだ不安神経症に苦しむサンビは治療を続けてもらうため、「828便で私たちの身に何かが起きた」と話す。
ある夜、ベンは自宅前に白いバンが停まっていることに激昂して「何者だ」と詰め寄ったところを、バンに乗せられ連れ去られる。
だが、拉致された先で待っていたのは思いもよらぬ人だった……。
ミカエラ、ベン、カルを始めとした搭乗者に聞こえる“呼びかけ”は一体何を意味するのか。
スーパードラマ!TVで見ました
シーズン1の一挙放送は、GWと新シーズン放送直前の深夜帯でした。
でも寝ながら見ていたからおぼろげです…。
スマホアプリの見逃し配信ないから無~理~
因みにシーズン1の内容は…
2013年4月7日、ニューヨーク市警察に勤務するミカエラは、家族とジャマイカで休暇を過ごした帰りの空港で考えあぐねていた。
ニューヨークを発つ直前に同僚で、恋人のジャレッドにプロポーズされ、その返事に迷っていたのだ。
その時、ミカエラたちが乗る予定だった飛行機が定員超過になったため、
次の便を待つ乗客には400ドルの謝礼を支払う、というアナウンスが入る。
ジャレッドへの返事を数時間でも延ばしたいミカエラは次の便を待つことにし、
ミカエラの兄ベンも息子のカルと次の便に乗ることにする。
カルは治療困難な白血病を患っており、治療費を捻出せねばならないベンと妻のグレースにとって400ドルの謝礼は魅力だった。
ミカエラたちが搭乗したモンテゴ航空828便は途中で凄まじい乱気流に見舞われるも無事空港に着陸する。
ところが、空港には国家安全保障局と地元警察が待ち構えており、
乗客は現在の日付が自分たちがジャマイカを発った日から5年半以上も経た2018年11月4日だということを知らされる。
間もなく、死んだと思われていた搭乗者の家族や友人が迎えにやって来るが、その中にミカエラの母とジャレッドの姿は無い。
母は病死し、ジャレッドはミカエラの親友と結婚していたのだった。
カルは双子のきょうだい、オリーブが自分より5歳年上の高校生になっていることにショックを受ける。
しかし5年半の歳月を経るうち、小児白血病の新治療法が開発され、治癒の望みが生まれた事にベンとグレースは歓喜する。
その一方で、ミカエラとベンは頭の中で“声”が聞こえるようになっていることに気がつく。
その“声”はミカエラに、事故を回避させたり、事件のカギを指し示したりする。
その“声”にいざなわれるまま、828便の飛行機が格納されている空港を訪ねたミカエラとベンだったが…
新シーズンは、何かカルトっぽい…怖い…"声"というのが引っかかるよね…