もう何年前なのか、いつの話なのか、覚えていない。
ただ私の心はとても暗くて死にたいと思っていた事は確かだった。
私は、ぼ〜っとTVを見ていた。
HEYHEYHEYのスペシャルだった。
浜ちゃんが「今日のGacktはとても機嫌がいいらしい」
みたいな事を言っていた。
会場に遅れて登場したGacktは、いつものピチピチした服を着た彼じゃなくて
ダボダボの服を着たB−BOYスタイルだった。
そして『君のためにできること』を歌いはじめた。
歌詞と歌っている彼を見て、涙が出てきた。
あまりにも彼が気持ち良さそうに、のびのびと歌うから。
こんな風に歌うんだって。こんな表情するんだって。
もう少し生きてみようかな。って思えた。
彼の曲で知っている歌は、この一曲だけ。
だけど、私の人生で忘れられない一曲になった。
どんな瞬間でもいい。
私に出会えて良かったと思えるような人でいたい。
どんなに時が経っても、忘れられない瞬間に
誰かの心に私を残せたら、生きてる意味がある。戦う意味がある。
凄くお年寄りの顧客様に ハグをした。大好きだと言った。
彼女は、用事がなくてもサロンに電話してくる。
みんなから少し鬱陶しがられてる。
彼女が「時々心細くなって、携帯を握りしめながら寝ているんだよ」と言った。
その言葉がとても心に残った。
彼女の事がもっと愛おしく感じたんだ。
あ〜。今カラオケで歌っても泣きそうになるんだろうな。。
あの日の私を、忘れない。
Gackt ありがとう。