思っていたのは私だけ
ずっと親友だと思っていた同僚から
退職の意向を伝えられた。
「何かあったら相談して」
「力になりたい」
「もっと わがまま言っていいよ」
って伝えてた。
「わかった」って言ってくれてた。
支えているつもりに
親友のつもりになってたのは
私だけだった。
初めて本音の愚痴を聞いた時
全部に賛同してあげられなかった。
自分をねじ曲げてまで賛同するのは
違うと思ってたから。
退職のことも、全然聞かされてなくて
その他大勢のひとりとして伝えられた。
聞かされていなかったことが
相談されてなかったことが
恥ずかしくて
悲しくて
たまらなく 悔しい。
辞めたいってずっと言ってた事も知ってる。
辞めたいって気持ちの裏側にある
彼女の思いを優先しているつもりだった。
上司に掛け合って
寄り添って
そばにいたつもりだった
結果…
すでに転職先が決まってて
退職した次の週には
新しい職場で働くそうだ。
彼女の幸せを祈ることしか
私には出来ない。
最初からそれしか出来なかったのに
欲張ったから
今は自分の心が痛い。
私は
自己満足のただの偽善者に
成り下がってた。
ただ一緒に居たかっただけなのに…
寂しいだけなのに…
本当は思い切り気持ちぶつけて
なんで何も相談してくれなかったんだ!
って怒りたかったのに…
今じゃそれも出来ない…
理解あるフリして
怒ってないフリして
傷ついてないフリして
自分をねじ曲げて自分を偽ってる。
彼女の中の自分の価値を見い出せずに
時が解決してくれるのを待つしかない。