人相の勉強をされている知人が鑑定に来てくださいました。


額に外向きの画相があったので、手鏡を渡して、ご自分で観て頂くと「あ、内向きの画相がありますね!」とおっしゃるので、鏡を見ながら解説しようと後ろに回り込んで、鏡を見ると、確かに内向きになっています。
ええ?!そんな筈は無いと思い、正面に戻ると、やはり外向きです。
こんな事は初めてだったので、スマホで額を撮ってお見せすると「あれ?ホントに外向きですね?!」

画相は、外向き、内向きで相手の心情を推し量るのですが、見る手段によって向きが違うなんて事があるとは知りませんでした。
鑑定に来られた方の後ろに回り込んで鏡を覗きながら鑑定することは、まずありません。
そんな鑑定をしていたら、お客さんによっては「気持ち悪い!」と怒られる事もあるでしょう。 

普通は、鏡で顔を見るのは自分だけではないでしょうか。
美容室とかよっぽど親しい間柄ぐらいしか思いつきません。
となると、画相が出ているご本人だけに対する気持ちと、その周りの人に対する気持ちが真反対となり、なかなか複雑な感情ですね、という解釈になるのでしょうか。

単に気持ちが揺らいでいるだけなら、正面から観ていて向きが変わるだけですし。

鑑定中に、画相が左右を向いたり、表情が変わったり、という事はありましたが、今回のケースは初めてだったので、驚きました。

人相は面白いなあ、でも、短時間での鑑定では難しいと改めて思いました。