「みなさん、どうやって育てているんですかね?」
こんな質問をもらいました。
ママは育休中。
でも、地元は松山市ではなく、ご実家も遠い。
ご主人も忙しくて出張も多いみたい。
この間、ママの疲れがピークになって寝込んでしまいました。
で、パパがママに代わって頑張っていました。
私もご縁があって、ちょっとお手伝いをさせてもらったのですが、
その時にパパが言った言葉がこれ。
「みなさん、どうやって育てているんですかね?」
「うーん、どうやっていたっけ??」
私も長女が生まれた時は高松に住んでいました。
初めての育児で、本当に訳が分からず、頼る人も近くにいない状態。
「え、私どうしていたっけ??」
産後1か月は実家のある徳島で過ごしました。
で、高松に帰ってきた時から、本格的な育児が始まりました。
その時は無かった言葉だけど、完全な「ワンオペ育児」でした。
私が助かっていたのは、長女がよく寝てくれる子だったこと。
私は母乳が出なかったので、完全な粉ミルク子育て。
夜9時ぐらいにたっぷりミルクを飲ませると、朝までぐっすり寝てくれました。
生きているんだろうか?と心配になって夜中に体を揺さぶってみても、起きないような子でした。
なので、ゆっくりと寝ることができていました。
寝ることは本当に大切です。
寝れないとストレスがたまるし、イライラも募ってくる。
疲れが取れないから、日中も体が思うように動かないこともある。
これって、ママにとって辛いんです。
(この辛さは次男の時に味わいました。)
長女が生まれた時はまだママ友もいなかったので、
外に出ることも少なく、
NHKの教育番組が私の強い味方でした。
あの頃はまだビデオテープに番組を撮って、繰り返し繰り返し見ていました。
流行りの曲は知らないけど、NHKで流れる歌は完璧だったし、本当にいい曲だわ~って思っていました。
携帯の着信音もNHKの音楽。
長女と歌って楽しんでいました。
買い物は長女を連れて行くのは最初大変だったので、
週末に旦那さんに連れて行ってもらいました。
そうだった、大変だと思っていました。
赤ちゃんを連れて一人で行くなんて無理だって。
長女は体は小さかったけど、元気な子供で、あまり病気もしませんでした。
でも、便秘がひどい時があって、どうしたらいいんだろうって悩みました。
1度、長女がウンチをして、オムツを替えようとしたら血が付いていて、
私はパニックに。
「えーなになに?これはーー!」
冷静になって考えて、
「これは、鮮血だ。あっそうだ、もしかしたらこれは、あまりにもウンチが硬くて切れたのでは!!」
とりあえず病院へ行って、状況を話して浣腸をしてもらいました。
その結果、やっぱり便秘によるもので、切れていました。
大人はあるけど、赤ちゃんにもあるんだ。
でも、これは私が気を付けてあげていれば、ここまで長女は苦しまずに済んだのではないか。
どうしたら、治るんだろう。
「果汁を飲ませたらいいよ」とか「おなかを"のの字"」とか
教えてもらった事を実践したら、便秘も気にならなくなりました。
私は育児書を読まない人です。
読んでた時もあったのですが、読んでると、だんだん不安になるんです。
この通りじゃないといけないの?うちの子小さいし、すでに違うんですけどって。
だから読むのを止めました。
便秘の時もそうでしたが、自分が分からないことにぶつかったら、分かる人に聞けばいい。
自分の母だったり、友達だったり、先生だったり。
今のうちの子の状況を話して、分かってもらってアドバイスをもらった方が自分も納得ができると思うんです。
最初の育児は誰でも分からないことばかりで、不安でいっぱい。
身近かに相談にのってくれる人がいない状況だともっと不安。
私は人に何かを相談するのが苦手だったけど、そんなこと言ってたら生きていけない、子供を守っていけない!
だから、自分だけで抱えず協力してもらえるところは協力してもらってもいいんだって思うようにしました。
子育てはワンオペではやっぱり辛い時があります。
だから、ワンオペの状況を抜け出す努力も必要なのかなと思います。
助けてとSOSを出せば、きっと助けてくれる人がいます。
私はそう信じています。
読んでくれてありがとう。