舞台『午前5時47分の時計台』昨日無事千秋楽を終えました。
震災をテーマにした作品に関わるのは今回が初めてで、震災の怖さや防災についてより知るキッカケになりました。
震災は私たちが生きていく上で避けられないものかもしれません。
その怖さ。
震災が怖いということを知らない怖さ。
そういうものを伝えられればと思っていました。
全6公演、自分なりに、出演者の方々全員が伝えられたと思っています。
そう、お気づきの方もいるように、犬役だったんです。
お客さんには最初の登場シーンは戸惑う方も多かったかもしれませんが…笑
この作品の中で、人の命の価値は一緒じゃない。そういう風にあります。やっぱり自分の大切な人、大好きな人の命は他とは違った、と。
ですが、震災の時に動物の命を奪う人が出たのです。
その動物達は他の人にとっては家族だったかもしれないし友達だったかもしれません。
そのように奪われる命があったということを知ってほしいです。
阪神淡路大震災は僕たちがまだ生まれる前のことで、知らないことも最初は多かったです。
知ろうとすることが大切だと思います。そして知ることで何か考えられると思います。
僕も演じる上でいろいろ調べて考えて悩みました。そして最後まで伝えられてよかったです。
長々読んでいただきありがとうございました。