これから、認知行動療法の話も色々交えて書いて行くつもりですが、1つ注意して頂きたい事があります。
欧米、特にイギリスでは、中等度のうつ病までは、お薬無しで、認知行動療法のみで治療するのがスタンダードになってる位だと聞いているのですが。
酷期、急性期には、かえって危険な事もあると、私はお医者さんから言われ、また、その理由も、自分の感触から、とても良く分かるのです。
うつ病の急性期には、脳の機能が低下しており、エネルギーも低下しています。認知行動療法は、自分の今までの考えを修正する、という治療なので、"考える" エネルギーを要するのです。脳の機能が酷く低下している時にやると、返って状態が落ちて、危険なんだそうです!
私は、最初にお医者さんに駆け込んだのが、4月で、認知行動療法を正式にスタートさせたのは、翌年2月頃からでした。お医者さんが、患者さんの病状の根の深さを知るには、暫く継続した診察が必要です。患者さんの訴えと症状の変化の波を見ないといけないので。私は、最初の苦しい症状をお薬で抑えて貰い、お医者さんは、仕事や諸々の活動を続ける事を奨励されてました。非定型うつは、定型とは違い、少し背中を押す事も必要なので。実際に、1カ月後くらいにスケジュールされてた、地元の公民館での、2人のピア二ストで半分ずつ受け持つレクチャーコンサートを、何とかやり切りました。個人の音楽教室へ教えにも週2日行ってました。でも、8月頃から、私の頭に" 死" が過ぎり出したのです。恐る恐るお医者さんに話してみると、1週間の自宅安静を命じられました、キツめのお薬の処方で。それで、1度上がってくれたので、また、教えるお仕事に復帰しましたが、結局、9月の終わりには、更なる体調悪化を来し、"希死念慮" と呼ばれる、自分は死んだ方が良い、死ぬしかない、という考えがもっと強く頭を駆け巡り出しました。でも、実際の所、怖くてそんな勇気は無いし。お医者さんに、"まぁ、でも、そんなの怖くて勇気も無い情け無さですし、大丈夫です〜、あはは" なんて話したら、お医者から、恐怖の一言が……
"それがな、怖く無くなる日が来るんや、そのうち"
と。。。ほんとーに、ゾーッとしました∑(゚Д゚)
そして、数日後にピアノ教室の発表会があり、私がおしえてた生徒達も数人演奏する予定でしたが、お医者さんに、すごく厳しく、自宅での絶対安静を命じられ、仕事も全てキャンセルするように言われました。でなければ、命が危なくなる、と、、、、、
あの時の事は、今でも忘れられません( ´Д`)y━・~~
お医者さんがタイミングを間違えて、止めてくれなかったら、私は今この世にいないかもしれないんだ、、、
と!!
その時は、とても強い鎮静剤を処方されて、眠り続けました。その状態から、脳を回復させる唯一の方法だからです。私は、その時の感覚を良く覚えているので、"薬を使わない〜〜" と簡単に謳っているお医者さんやその他精神医学の世界に従事する人達は信用していません。自分でわかるのです、薬無しで何とかなるような症状で無かったのは。薬無しで治療したら、自分の命は無かったと、はっきり言えるのです。
それに近い状態の時に、認知行動療法をやってしまうと、更なる体調悪化、最悪命の危険を招いてしまい兼ねません。
お医者さんの腕、お薬やその他治療のタイミング、塩梅をきめ細やかに図れる事が本当に生死を分ける病なんです。
症状が数値には出なく、また、個人個人多様ですから、診断がとても難しいと思います。
そのお医者さん、当時で50歳位の方でしたが、やはり、患者さんが亡くなってしまわれた経験、何度もあると仰ってました。そして、そのニュースが入るととてもショックだと。他の病と違い、自分の言葉1つで、患者さんを生かす事も亡くす事もあり得るんですよね。そうやって、辛い経験を積まれて、タイミングや塩梅を会得されてる訳ですから、お医者さんの経験値もとても大事だと思います。
特に酷い状態の時は。
つい自分の体験談交えて、長くなりましたが。
認知行動療法も、始めるタイミング、というのも大事で、しっかりした専門家の元で行う事も、症状によっては、必須になるかと思います。症状の軽い方々には、自分で出来るセルフヘルプの本も、近頃では多く出版されてますが。
欧米、特にイギリスでは、中等度のうつ病までは、お薬無しで、認知行動療法のみで治療するのがスタンダードになってる位だと聞いているのですが。
酷期、急性期には、かえって危険な事もあると、私はお医者さんから言われ、また、その理由も、自分の感触から、とても良く分かるのです。
うつ病の急性期には、脳の機能が低下しており、エネルギーも低下しています。認知行動療法は、自分の今までの考えを修正する、という治療なので、"考える" エネルギーを要するのです。脳の機能が酷く低下している時にやると、返って状態が落ちて、危険なんだそうです!
私は、最初にお医者さんに駆け込んだのが、4月で、認知行動療法を正式にスタートさせたのは、翌年2月頃からでした。お医者さんが、患者さんの病状の根の深さを知るには、暫く継続した診察が必要です。患者さんの訴えと症状の変化の波を見ないといけないので。私は、最初の苦しい症状をお薬で抑えて貰い、お医者さんは、仕事や諸々の活動を続ける事を奨励されてました。非定型うつは、定型とは違い、少し背中を押す事も必要なので。実際に、1カ月後くらいにスケジュールされてた、地元の公民館での、2人のピア二ストで半分ずつ受け持つレクチャーコンサートを、何とかやり切りました。個人の音楽教室へ教えにも週2日行ってました。でも、8月頃から、私の頭に" 死" が過ぎり出したのです。恐る恐るお医者さんに話してみると、1週間の自宅安静を命じられました、キツめのお薬の処方で。それで、1度上がってくれたので、また、教えるお仕事に復帰しましたが、結局、9月の終わりには、更なる体調悪化を来し、"希死念慮" と呼ばれる、自分は死んだ方が良い、死ぬしかない、という考えがもっと強く頭を駆け巡り出しました。でも、実際の所、怖くてそんな勇気は無いし。お医者さんに、"まぁ、でも、そんなの怖くて勇気も無い情け無さですし、大丈夫です〜、あはは" なんて話したら、お医者から、恐怖の一言が……
"それがな、怖く無くなる日が来るんや、そのうち"
と。。。ほんとーに、ゾーッとしました∑(゚Д゚)
そして、数日後にピアノ教室の発表会があり、私がおしえてた生徒達も数人演奏する予定でしたが、お医者さんに、すごく厳しく、自宅での絶対安静を命じられ、仕事も全てキャンセルするように言われました。でなければ、命が危なくなる、と、、、、、
あの時の事は、今でも忘れられません( ´Д`)y━・~~
お医者さんがタイミングを間違えて、止めてくれなかったら、私は今この世にいないかもしれないんだ、、、
と!!
その時は、とても強い鎮静剤を処方されて、眠り続けました。その状態から、脳を回復させる唯一の方法だからです。私は、その時の感覚を良く覚えているので、"薬を使わない〜〜" と簡単に謳っているお医者さんやその他精神医学の世界に従事する人達は信用していません。自分でわかるのです、薬無しで何とかなるような症状で無かったのは。薬無しで治療したら、自分の命は無かったと、はっきり言えるのです。
それに近い状態の時に、認知行動療法をやってしまうと、更なる体調悪化、最悪命の危険を招いてしまい兼ねません。
お医者さんの腕、お薬やその他治療のタイミング、塩梅をきめ細やかに図れる事が本当に生死を分ける病なんです。
症状が数値には出なく、また、個人個人多様ですから、診断がとても難しいと思います。
そのお医者さん、当時で50歳位の方でしたが、やはり、患者さんが亡くなってしまわれた経験、何度もあると仰ってました。そして、そのニュースが入るととてもショックだと。他の病と違い、自分の言葉1つで、患者さんを生かす事も亡くす事もあり得るんですよね。そうやって、辛い経験を積まれて、タイミングや塩梅を会得されてる訳ですから、お医者さんの経験値もとても大事だと思います。
特に酷い状態の時は。
つい自分の体験談交えて、長くなりましたが。
認知行動療法も、始めるタイミング、というのも大事で、しっかりした専門家の元で行う事も、症状によっては、必須になるかと思います。症状の軽い方々には、自分で出来るセルフヘルプの本も、近頃では多く出版されてますが。