昨日、Amazonさんで頼んでいた『Stuka-As Hans-Ulrich Rudel Biographie in Bildern』が届きました(^^)v
ルーデルの写真集があると聞いて色々探して見たのですが、何処を見ても品切れ。
やっとドイツ版Amazonで見つけたのですが、日本からだと注文出来ず。
悩みに悩んだ挙げ句、ついに注文してしまいました。
送料込みで3500円くらいで買えました!
海外通販は始めてだったので、ちょっと心配だったのですが……無事に届いて良かった(*^-^*)
ちなみに、ハンス・U・ルーデルとは、第二次世界対戦中、ナチスドイツの英雄だった急降下爆撃機(通称スツーカ)のパイロットです。
出撃回数、2530回
破壊した戦車、519輌
被撃墜(撃ち落とされた)回数30回
戦闘による負傷5回
ソ連軍によってかけられた賞金10万ルーブル(現在の貨幣価値に換算して、およそ5000万~1億円)
戦車爆撃王の名を欲しいままにし、スターリンから「ソ連人民最大の敵」と名指しで批判されながら、戦犯にもならず余命を全う。
ヒトラーからの信頼も厚く、彼が自殺する何日か前にも、ルーデルを呼び出し面会しようとしていた程。
……とこう書くと、極悪人みたいになってしまいますね。
実際、私も自伝を読むまでは、この業績を聞いていったいどんな悪鬼なのだろうと思ってましたけどね(笑)
私が最初に彼の存在を知ったのは、一昨年の夏くらい。
近現代史好きの友人に紹介されたのがきっかけでした。
その時は、適当に相槌打って流してしまいましたが、去年、某動画サイトでルーデル本人を見る機会がありました。
そこで、「そういえば、友達がこの人の自伝すすめてたなぁ」と興味を持ち。
丁度本を探していたので、amazonさんで取り寄せしてみて……そこで、どっっぷりハマッてしまいました。
色々、衝撃的でしたね。
当日、戦争物というと、どうしても『ホタルの墓』やドイツ版『スターリングラード』。
同じ自伝で言えば、船坂弘の『英霊の絶叫—玉砕島アンガウル戦記』等の、どちらかと言えば鬱々とした、無念怨念がドロドロといったイメージが強かったので。
とは言っても、決して戦争が美化されているとか、明るく描かれている等の事があるわけではないんですよ。
ただ、『真実の声として自分の見、聞き、経験したことを、そのまま記録しただけである。(『急降下爆撃』より)』とある通り、内容があまりにも淡々と書かすぎているんですよね。
しかも、不謹慎ながら、話がめちゃくちゃ面白い。
例えば、
『子供の頃に、パラシュートに憧れて傘を片手に二階からダイブしたら足をくじいて怒られた。』
『暇な時は牛乳飲んで体操ばかりしていたので、周りから変人と思われていた。』
『重傷をおったので、帰国して治療しろと命令されたが、そんな気分じゃなかったので無視した』等々。
こんな話がゴロゴロゴロゴロ……。
特に、『休んでる暇はない。すぐ出撃だ!』で堪え切れず笑ってしまいました。
とにかく、逸話がぶっとんでる。
そして、やけに人間くさい。
そんなこんなで彼の人間性にどんどん惹かれていき、今回、本国からの購入にまでいたってしまいました。
正直、ナチスドイツには嫌悪しか抱いていませんでしたし、今でもホロコーストは間違いだと思っているので、まさかここまでルーデルを好きになるとは……人生ってわからない物ですね。
それにしても、こんな人が本当に生きてたなんて……。
自伝を読んでも何処か半信半疑でしたが、今やっと実感が湧きました。
買って良かった。
あと、問題があるとすれば、私がドイツ語さっぱりって事だけですね。
写真集とは言っても、文と写真の比率はだいたい3:7くらいで結構文章が多いんですよね。
前半数頁に渡って彼の生涯と戦況を説明しているようなので。
まあ、読めないので実際何が書いてあるのかはわかりませんけどね!
……第二言語ドイツ語にしておけば良かったなぁ。
ちょっと、ドイツ語辞典買ってきます。







