Strongylodon macrobotrys

マメ科　　ヒスイカズラ属

栽培は難しいとされているが、そうでもないようだ。

挿し木苗が販売されていて、

5月になると開花の様子が新聞やテレビで紹介される。

房は長いもので80～100ｃｍになる。

この株は四方八方に巻き付いて長さ20mぐらい。

ウジルカンダは県内であれば石灰岩地域であろうが非石灰岩地域であろうが

自由気ままに巻き付いて伸びる。

蔓の太さは大人の上腕ぐらいが普通で

太いものは大人の太股ぐらいになる。

ウジルカンダ（イルカンダ）
Mucuna macrocarpa Wall.
マメ科　　トビカズラ属

国内での分布は、九州（大分、鹿児島県）～沖縄
大分県蒲江町のカマエカズラは
ウジルカンダが隔離分布したものとされる。

莢はナタマメよりちょっと大きい程度で、表面には毛がありざらつく。

準絶滅危惧種に指定されているワニグチモダマの国内分布は

小笠原、沖縄島・石垣島・西表島・小浜島・奄美大島・徳之島で

奄美大島が分布の北限とされている。

ワニグチモダマ（ミドリモダマ）
Mucuna gigantea

マメ科　トビカズラ属