過ぎたるは及ばざるがごとし　のたとえに違わず

前回ｕｐの、ノアサガオやモミジヒルガオは旺盛すぎる繁殖なので

歓迎されない花になってしまいました。

花一輪一輪は、可憐で清々しいのですが、目に余る繁殖はいただけません。

モミジアサガオは、観賞用として台湾辺りから導入されたのですが

すごい勢いで分布を広げ、今では奄美大島でも厄介者になりつつあります。

花の色は赤色系ですが、ごく希に白い花を咲かせる品種がみつかり、

シロバナモミジバヒルガオと呼ばれています。

モミジヒルガオ

Ipomoea cairica
ヒルガオ科イポメア（サツマイモ）属

別名    タイワンアサガオ・モミジバアサガオ・モミジバヒルガオ
英名   Ivy-leaved morning glory、Cairo morning glory

原産地   熱帯～亜熱帯アジア、アフリカ

花言葉は「常夏の夢」

塊茎は救荒植物として用いられたりする、とありますが

まだ試食したことはありません。

木にからみついて樹冠を覆い尽くしたモミジヒルガオ

樹冠を覆い尽くされた木は、やがて枯死します　(ノ_＜)

見た目には、おしとやか（？）ですが

接地部から根を出して、空間さえあれば∞にのびていきます。

花の色は、鮮やかなピンク色から

暗めの藤色

そして白色花もあります。

シロバナモミジバヒルガオ

Ipomoea cairica f.albiflora

モミジヒルガオの白花品種で、故多和田真淳　氏による命名

許可を得て、

沖縄野外活用図鑑　ＶＯＬⅢ（帰化植物）より転載

憎まれっ子　世にはびこる　　デス。