散歩をしていたら、干からびた赤トンボ、車に踏まれた大きなバッタ、ミミズに群がるアリの大群、そっと羽を閉じて動かなくなっていたチョウ、が100mくらいの間に道路の真ん中に連続して、死んでいた。
どんなに短い命も、ひとつの命。動物の中で、亡くなったらお葬式みたいな儀式をやる動物って、人間以外にどのくらいいるのかな。
そう考えたら、人間のお葬式の儀式は何だか格式張っていて、窮屈にも思えてくる。

新型コロナウイルス感染拡大の影響は見えないところにまで影響が出てきているような気がする。お金だけじゃない、心の闇。
芸能人はお金があっても自殺を選ぶ人がいる。今まで多くの人たちは、居酒屋でワイワイガヤガヤ騒いで飲んで発散していたはずのに、それができなくなった今シーズン。

じゃあ、自分がどれだけ人とつながっているかと言えば、大したつながりがないのが現状。
どれだけ人に助けを求められるのかと言えば、本当に未知の世界。

世の中には(良い意味で)簡単に助けを求められる人がいる中で、その逆の心の闇は深い。この意識の違いはどこから来ているのかな。
ただ、人を信じられないだけ?それとももっと他に深いワケがある?

明けない夜はないと念じてはみるものの、今の現状では明ける兆しがない世の中のコロナ疲れ。
我が地域では、コロナにかかって近所から何を言われるかが怖い、とみんなが口を揃えて言っている。
とにもかくにも、感染拡大がこれ以上広がらないことを祈るばかり。今となっては何が一番怖いのか、もうわからなくなってきた。
日々修行、それに変わりはなし。