この時期は忘年会が多くなりますね。

コロナ禍により、ここ数年は忘年会などの大規模な集まりは少なくなってきましたが、何やら今年はいつもよりも人の出が多いような気が致します。

元々忘年会というのは鎌倉時代に行われていた『年忘れ』と呼ばれる会が起源となっているのはご存じでしょうか。

この『年忘れ』という会は、今の忘年会の趣旨とは異なり、貴族や武士などが連歌を読み合い、優雅に年末を過ごす厳かな会だったとか。

それが江戸時代になり、忘年会は『庶民がその年の慰労に杯を交わし、お祭り騒ぎをする』という風習へ変化していったようです。

最近出来たような風習かとばかり思っていましたが、歴史を遡ってみると全く違う行事として行われていたのですね。

忘年会のつきものといえば、お酒や豪勢な食事。

昔は友人たちと忘年会と称した暴飲暴食の会を開催し、次の日に後悔をした恥ずかしい思い出がございます。

何事も適量が一番ということですね。

適量というのは、食事や飲酒の量に関わらず情報を仕入れることも含まれています。