意外なセクハラ英語にご注意。“You look hot=暑そうだね”と言ったつもりが… | 極上の深い眠り【高級会員制】東京出張アロママッサージ陽家hiya-Tokyo

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財務省の福田前事務次官のセクハラ問題で、日本の男性にも「#MeToo」運動が少し身近になっただろう。この運動の震源地・ハリウッドのセクハラ問題で揺れる米国男性たちの悩みはより深刻だ。

 アメリカ在住の筆者が勤めている企業でも、今年に入って動画とクイズからなる約1時間半に及ぶオンラインでのハラスメント講座受講を義務付けられたほど。最近では気軽に同僚とハグもできない環境になってきている。

◆「Beautiful」と見た目を褒めるのも要注意

 そんな中、「何を言ってもセクハラになりそうだ」と女性社員との接触を最低限に抑えるアメリカ人男性も多いという話もある。

 出張や旅行でアメリカに行った際、最低限心得ておきたい“不適切な英語”とはいったいどんなものがあるのだろう?

 よくアメリカの男性は女性を褒めるのが上手いと言うのを聞くが、ビジネスの場でその「美点」はもはやあまり役に立たない。最近では、良かれと思って言った褒め言葉もセクハラと取られる危険性があるからだ。

 容姿が「美しい」と褒める「Beautiful」や「Gorgeous」が煙たがられるのはもちろん、着ているものや体型に関するコメントも嫌われがち。

「You look great in that dress」(そのワンピース似合っているね)はその女性に気があると思われる可能性があるし、また、その日の装いを見て「Wow, look who has a date tonight!」(おぉ!今日はデートかな?)などと冷やかすのは論外。

 ましてや「Did you gain weight?」(太った?)や「Did you lose weight」(やせた?)などの体型に関する発言は、欧米を中心に流行っているボディポジティブ(ありのままの体型に自信を持とうとするムーブメント)に反するものであり、眉をひそめる女性も少なくはないだろう。

 また、「You should smile more」(もっと笑った方がいいよ)、「You should wear more makeup」(もう少し化粧したらどう?)といった余計なお世話発言も、性差別的と見なされるので注意したい。

◆女性に妊娠のことをたずねるのはタブー

 妊娠初期の女性を見た目で判断するのは難しいが、アメリカには妊婦バッジのような便利な物はない。

 だからと言って、「Are you pregnant?」(妊娠中?)や「When are you due?」(予定日はいつ?)と聞くのはアメリカではご法度。もし違ったらその女性を「太っている」と思ったのがバレることになり、セクハラ発言と見なされる可能性もある。

 もしそれらしい女性がいたら、自分から聞くのは控えるのが得策。妊娠は嬉しいニュース。時期が来れば話してくれるはずだから。

 もちろん、産休から帰ってきた女性に「When are you going to have some children? 」(もう一人子供を作るのかい?)や「Are you going to get pregnant again?」(次に妊娠する予定は?)などと聞くのもNGだ。

◆恋人にしか使ってはいけない呼び方

 旅行先で仲良くなった女性バーテンダーに「You are really funny for a girl!」(君、女にしては面白いな)と言ったり、海外支社の同僚に「You handled that well for a woman.」(女にしてはよくやった)と言ったりして褒めた気になっている男性もいるかもしれないが、これは逆効果。知らないうちに怒りを買っていることも。

 相手があなたの秘書や会議の記録係でもない限り、「Can you take notes?」(メモ取ってくれる?)や「Can you bring coffee?」(コーヒー入れてくれる?)とむやみに女性に頼むのも避けたいところ。気の強いアメリカ女性なら「自分でやってください」と言い返してくるかもしれない。

 また、親しい感じを出そうと女性の同僚やウェイトレスを「Honey」や「Sweetie」といった愛称で呼ぶのもやめておこう

女性同士がこうした愛称で呼び合うことは日常的だが、異性間だと話は違ってくる。「Honey」や「Sweetie」は “恋人”の呼び名、ペットネームとしても知られるため、「私を恋人扱いしてくる気持ち悪いオッサン」と思われる可能性もあるからだ。

◆2つの意味を持つ「Hot」「Wet」は慎重に

 気をつけて使いたい単語として「Hot」と「Wet」がある。

 勘の良い方ならおわかりだと思うが、「Hot」は「暑い・熱い」と「セクシー」の2つの意味があり(食べ物に使えば辛いという意味も)、「Wet」は日本語と同様に「水に濡れる」と「性的に濡れる」がある。この2つの単語を言うときは、前後の文脈が明らかでセクハラに取られない状況であることを確認してから使いたい。

 例えば、「暑そうね」にも「セクシーだね」の意味にも取れる「You look hot」を使うときは「Do you want me to turn on the AC?」(冷房入れようか?)などと後に付けよう。

 雨の日に女性に対して「I don’t want you to get wet」(濡れないよう気をつけて)と言うならば傘を差し出しながら。

 さらに、近頃では「Hi Guys」(やぁ、みんな)という挨拶も「Guy」が「男性」を表す単語のため、「女性も含んだグループに使うのはけしからん」との意見もあるよう。「Businessman」を「Businessperson」に変えていこうという動きがあったのと同じ流れかもしれない。

 最後に、性的なジョークや下ネタトークは、異性間ではアウトと肝に銘じよう。いくら酔った“無礼講”の席でも。<文/米国在住ライター・橘 エコ>