発達障害やグレーゾーンの特性として、会話のキャッチボールができない、とかコミュニケーションをとるのが難しいとか言われることがあります。


息子は会話のキャッチボールはできていたと思いますが、幼稚園ぐらいの時はやはり年相応より少し難しい言い回しや言葉遣いをしていたように思います。小さい子が難しい言葉を使うものだから、おじいちゃんおばあちゃんにはどこで覚えたの〜とびっくりされたりしましたが面白がってくれてとても可愛がってもらいました。ありがたいことです。


幼稚園や小学校の担任の先生にも(良い意味でも悪い意味でも)ユニークなお子さんですね、と言われるのが面談でのお決まりになっていました。


コミュニケーションも問題なく取れていたと思いますが、やはり自分の好きなことは熱弁してくれるのですが、人の話には少し無関心そうな素振りも見受けられました。この頃は語彙力も少ないし、周りとの話も合わないし、ある種生きづらさを抱えていたと思います。


中学、高校では難しい言葉を使っても周りから浮くことはそんなになくなってきて、興味のない話にも表面上はへぇ〜、とかそうなんだ〜、とかいかにも聞いてますよ、という相槌はうてるようになって、少し余裕ができてきたと思います。


語彙力が増えて自分の想いを言葉で表現できるようになって、周囲や自分との折り合いもつけられるようになったんだな…としみじみ感じます。この頃から自信もできてきたのか、室長や生徒会に立候補するようになりました。


もともと難しい言葉が好きなので、言語に興味があるんだと思います。なので本を読んだり、ゲームの中でも言葉をどんどん吸収していけるんだと思います。


何年も前ですが、テレビで自閉症児のいるご家庭が映っていて、お父様と子供さんが日常生活の中でことば遊びをしながら料理を作ったりしておられました。細かいことは忘れてしまったのですが、一つの言葉をいろんな抑揚をつけたりしながら何度も言ってみる、というかんじでした。とても印象的でその部分だけ今でも覚えています。


うちは夫がめちゃくちゃダジャレを言う人で、付き合ってるときから、何に対しても言わずにいられないのかと思うくらいナチュラルにダジャレを言ってました。何回言われても笑ってしまう私も悪いと思うのですが(笑いのツボが浅いんです)…笑。


その調子で子供達にもダジャレを言っては(今ではスルーされることが多いですが)小さい子にはウケるときもあり、長年ダジャレの英才教育を受けてきたようなものです。ダジャレもことば遊びの一種なので、語彙力を増やすのにきっと役に立ったはず…!?



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