これだけ引っ張っておきながら…

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尾形さん、あなたが言う革命行為の目的が「民衆を覚醒させる」事であれば、その国民自身が危機感を感じるような事をしなければダメよ。
国会議員を締め上げたところで、それを見た国民は「もっとやれ」としか思わないし、誰も奴らをクリーンな政治家だなんて思ってないもの。
今さら汚職を暴露したところで「それがどうした？」って感じじゃない？

それに、英雄気取りの伊達を見て「次の総理は伊達!」と思う国民もいないわね。

なんかねぇ、これだけ練りに練って来た革命がこれだとガッカリよ。

尾形と伊達は別々に切り離してストーリー立てた方が良かった気がするわ。

でもま、堤真一の演技は凄かったわ。
この作品の主役は間違いなく彼でしょ。

最後に、組織を改革したかった尾形さんにこの名言を贈るわ。

「正しいことをしたかったら偉くなれ」
　元湾岸署刑事課強行犯係巡査長　和久平八郎

革命篇