手術はでき、退院したものの、母の体には様々な異変が起こりました。

一から書くとあまりにも多くて思い返すのもしんどいのですが、特に困ったのが味覚異常からくる食欲不振。

食べられないときが多いので元々ポッチャリしてた体が激痩せし、痩せたことで少し動くだけでもどっと疲れ、寝る時も骨があたり痛くなるので眠りも浅くなりました。

そのため衰弱し何度か入退院を繰り返している間に、母から頼まれたことがありました。


「死ぬ前に私物の整理をしたいから手伝ってくれ」と。


今思い出しても胃が痛い。
どんな思いで言ってきたんだろう。