今回はオートバイの話です。
スーパースポーツのカウルを外してアップハンドルにしたものをストリートファイターと呼ぶ。
ネイキッドではない。そこにはスポーツ性能がある。
では、なぜ「ストリートファイター」と呼ぶのか。
それは、公道でバトルするのに最適だからだ。
スーパースポーツは姿勢が前のめりになるため、下りだと強くブレーキをかけた時にリアが浮いてしまう。
思いっきり攻められない。
さらに、フロントに重心がいくので、コーナーで一番最適といわれる50:50にもってくるにはある程度トラクションをかけてやらないといけない。
しかし、「下り」というシチュエーション上、加速しながらコーナーを曲がるとなると、手前でかなり減速しなければならなくなる。
ストリートファイターはその分有利だ。
ヤマハでたとえると、YZF-Rシリーズはサーキット向け。MTシリーズは公道向けと言える。
例えば、YZF-R6とMT-09のスペックを見比べてみよう。
YZF-R6は190kg,118ps。
MT-09は193kg,116ps。
サーキットというシチュエーションではYZF-R6の方が有利になる。時速100km以上でコーナーを曲がっていくわけだから、空力によるダウンフォースが強いほうがいい。
しかし、峠の下りとなると、そこまでの空力を得ることは難しく、先程説明したような姿勢のハンデが生まれやすい。
最大トルクもMT-09の方がずっと高いので、上り坂というシチュエーションでも有利に働く。
走るシーンに合わせてバイク選びはした方がいい。
まぁ、ストリートファイターは万能選手だから、サーキットもツーリングも両方こなせるけどね。
サーキット>>>>公道スポーツ>>>ツーリング
スーパースポーツ>ストリートファイター>ネイキッド
こんな感じかな。