二段階移植出来ず | 三人目(も)不妊。ひとりごと。

三人目(も)不妊。ひとりごと。

不妊治療について書いてます。
一人目人工受精、二人目体外受精で授かりました。
贅沢といわれそうですが、やっぱり三人目も欲しくて頑張っています。
現在最後の体外受精トライ中です。

3個の凍結胚のうち2個を融解し、今日1つめの移植予定だったので病院に行ってきました。

まず診察室に呼ばれての先生とのお話し。
●融解した2つの卵のうち1つは黒く変性してしまい廃棄。
●追加で最後の1つを融解して2つの卵を培養してたが、そのうち1つも1細胞のまま分割進まずおそらくこのまま使えないだろう。
●残る1つは分割良好でフラグメントも少ない。
●この卵を今日戻しても良いが、卵の状態や私の年齢等を考慮すると後2日培養して胚盤胞にして移植を目指した方がいい。
●1細胞で分割止まっているものも一応培養続けるので、もし成長すれば2日後に2つ戻す。

という内容でした。


次々と駄目になる卵たちの話にかなり衝撃を受けましたが

重大な決断を迫られていたので気を取り直して考えました。



前回駄目だった卵も初期の分割は良好で胚移植前日からスピードダウン。

結果陰性だったんですね。

採卵後培養していた卵たちも同じ経過。

なので私の最初の希望としては、今日または明日の移植というもの。


でも先生のおすすめは胚盤胞まで育ててから明後日の移植。

私の年齢から、一つは胚盤胞までいく卵がある可能性が高いと。


今までの経過からどうしても納得できず、思い切って私がずっと疑問に思っていたことを聞いてみました。

胚盤胞まで育つ卵であるなら、外で培養しても早めに移植しても結果変わらないのでは?

「胚盤胞は妊娠率が高い」というのは胚盤胞になっている良い卵なので妊娠率が良いのは当然で、胚盤胞になれず培養途中で廃棄される卵は移植数にすら入れられていないので、結果、胚盤胞移植の妊娠率を押し上げているだけなのでは?

同じ卵でも、外で胚盤胞まで育てる方が妊娠率が上がるメリットがあるのか?

ということ。


ここがどうしても理解出来なくて、今日の先生の回答でも納得できなければ今日か明日の移植でお願いしようと思ってました。


先生の回答をまとめるとこんな感じ。

●確かに胚盤胞になるまでの力のある卵であれば早く戻しても妊娠はできる可能性は高い。

●だが自然な妊娠の場合、子宮内に至る卵の状態は「胚盤胞」になってからということから、「初期胚」よりも「胚盤胞」の方が子宮内に存在するには自然な状態であり、そういうことから妊娠率が高くなると考えられている。

●卵が胚盤胞に至らない人に対して初期胚で戻すということは当然行われるが、その結果妊娠率が有意に上がっているというデータはあまり見られない。

●初期胚か胚盤胞か、というテーマは学会でも取り上げられるテーマだが結論は出ていない。

●胚盤胞まで外で培養してみたほうが、もし駄目だった場合に原因がわかりやすい。


今までで一番長く先生と話しました。聞けば答えてくれるんですねぇ。

「胚盤胞まで外で培養」にこだわる理由についてスッキリ納得できたので、移植は明後日にしました。

子②の時も胚盤胞での妊娠だったので、かけてみることにします。


でもとりあえず保険で、明日の朝病院に様子伺いの電話をすることになりました。

明日の朝の段階で状態があまり良く無ければ明日移植もあるということで。


今回二段階が駄目でもあと一個残ってるし~、という余裕が無くなってしまいました。

これでダメならまた採卵から。あの注射の日々からやり直し。

考えただけで息切れします。


今回でいい結果が出ますように。どーか、どーか!!