女子代表合宿打ち切り問題その後 | 猫と、水球。

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※SPA!より抜粋l

日本は東京オリンピックで金メダルを取らなくていい…トラブル続きのスポーツ界が変わるためには

9/27(木) 8:30配信


 前回、スポーツ界のスキャンダルの元凶を「勝利至上主義と根性論」と指摘したスポーツライターの小林信也氏。このまま報道が過熱すれば、レジェンドたちの栄光が軒並み失墜すると危惧するがゆえに、2020年東京オリンピックに向けた秘策を提言する。それはなんと「金メダルは取らなくていい」というものだ。

「まず、いまやスポーツ界のスキャンダル報道は何でもありで、どこかで収束を図らねばなりません。例えば、8月にスポーツ報知がスクープした水球女子日本代表監督のパワハラ問題は、とある別の指導者が情報源と見られていますが、その告発側の方が競技者の間ではよほどパワハラで有名だった。このように虚々実々のスクープ合戦に、これ以上の意味はないでしょう。本当にスポーツ界の体質を根底から改善するには、明確なルールと組織作りこそが求められます。そのためには、メディアに冷静さを取り戻させるためにも、スポーツ庁長官である鈴木大地氏が大号令を掛けるしかない。法整備と組織改革を最優先事項とし、スポーツ界全体で体質改善に取り組むと表明する。もちろん、この大号令によって現場がある程度停滞し、金メダルへ向かって一致団結してまい進できなくなるリスクもあります。しかし、どこかで手をつけなければ、延々と歴史が繰り返すことになるのです」