昨年の春先から、何となく元気が無い?感じが続いていたディアン
6月末頃に、下の写真のように、常時、首をかしげているような体勢に
なりました。主治医に診てもらったところ、前庭疾患ではないかとのこと
でした。一度、発症すると治らない病気だが、病状が落ちつけば、慣れて
その病気なりに生活できるとのことで、少しほっとしたのですが…
ところが、病状は落ち着くどころか悪化する一方で…9月に入ると、傾き
の度合いも大きくなり、まっすぐ歩けない、排便も失敗する、食事も頭が
傾いているので口の端からこぼれてしまう、硬いものは、噛めないので
食べようとしない、視力の著しい低下等々の重い症状が出始めました。
一番心配したのが、体が小刻みに震える、足が痙攣するなどの症状…
脳神経の異常を疑わせるような症状がひっかかり、浜松市内の動物の
脳の専門医を紹介して頂き、セカンドオピニオン:診てもらうことにしました。
[ かば動物クリニック : 浜松市東区上新屋町200‐6 ☎053‐461‐3311]
数々の脳の病気を診てきた医師は、傾いたディアンの立ち姿を見ただけで
驚愕の病名を仰いました。
小脳ガンの可能性が高いですね・・・
翌週初めに、脳のCT検査をして頂きました。結果は、医師が、立ち姿だけで
見抜いた小脳ガンでした。
重い病状は、この小脳の腫瘍による水頭症が原因だと解りました。
このままであれば、よくもって、余命半年でしょうと・・・。
この病気、高齢犬では症例があるが、こんな若いコ(6歳)には、珍しい…
まだ体力があるし、脳腫瘍の切除手術ができる、岐阜大学動物病院
で手術を受けるという選択がありますと、医師が教えてくださいました。
もちろん、手術で死んでしまう可能性もあるし、手術後、重度の後遺症が
出る可能性も高い、治療費は百万以上との説明でしたが…答は1つ。
病気だから仕方がないと諦めるには、ディアンは若すぎる…
痛い思いをさせるのは可哀そうだけど、せめてもう少し…
すぐに岐阜大学動物病院に、紹介状を書いて頂き、手術可能な場所で
あれば、手術をしたいと伝えて頂きました。翌週、岐阜大学動物病院で
検査をして頂いた結果、重い症状の元凶である水頭症をひき起こしている
小脳腫瘍(首・背側)は、手術可能な場所だと解りました。
10月31日に手術、11月中旬から放射線治療。
完全には取りきれない+転移が3か所あるので、術後は、放射線治療と
抗がん剤で様子をみています。
せめて、新年を…できれば、7歳を迎えられますように…との願いでした。
奇跡的に、手術後の後遺症は全く出ず(←稀だそうです)、2018年の
新年も迎えることができ、今も元気に普通に生活できてます。
抗がん剤治療が続いていますが、よく食べよく眠り、元気はつらつです。
先日3月27日の脳のCT検査でも、悪化はなく、現状維持との結果でした。
ディアンの体調を見ながら参加は慎重にと、思っていたのですが、元気
なので、4月1日(日)に開催される、第三回・中ブルテリアミーティング
に、○とディアン参加します。
日程の詳細は、すはっぷさんのブログ「すはっぷ日記」をご覧ください。
https://ameblo.jp/suuhanapurima/entry-12356984786.html
よろしくお願いいたします。
なお、私はアレルギー起因の重度貧血の為、不参加です、すいません…