相変わらず長過ぎる我が子の夏休み

今年1月に始まった再びの上海駐在生活。

新生活ならではの諸々はありましたが、私自身は大好きな街上海での生活、飛ぶ様に時間が過ぎ、あっという間に半年経ってしまいました。


半年経つと、、、そう、恐れていた夏休みが始まります、、、。今年の夏休みは約8週間。6月半ばから始まりました。当初は途方にくれまくったこのながーいお休みも、インター3年目にしてだいぶ慣れてきた。今年は上海でガッツリ過ごそうかなと思っていたのですが、急遽日本に帰ることに方向転換。

 

 

日本のインター校のサマースクール

折角日本に帰っても、6月中は娘のお友達も従姉妹も皆学校あり。そうそうお遊びは出来ないし、じいじばあばと過ごすにも限界あるし、、、どこかに通わせねば!という事で気づいた、東京のインターナショナルスクールが開催するサマースクール。

上海のサマースクールに対して、東京の方が比較的お手頃な相場感なのも一時帰国の決め手でした。

 

今まで知りませんでしたが、日本インター校のサマースクールには大体2種あり、6月中から開催されるものは普段その学校に通っている内部生が多く(他所のインターに通う生徒もokなところが殆どなので、男子校、女子校でもこの時期は共学状態に。でも基本的に男女比はかなり偏ると思う)、7月後半〜8月に開催されるものは外部生が多い様で、面子以外に内容も違っていたりする様子。(6月中はサイエンスや環境問題、算数を使ったSTEAMなど英語が出来ないと辛いかも?な内容を見かけますが、後半のものは水遊びなど楽しい楽しいプログラム多し。)

 

我が家はこの際日本語でも問題無かったのですが、なにせ6月中に小学生を預かってくれる短期のプログラムは通常無いのでインター縛りでした。周りの海外ローカル、インター生は滞在先の学区の公立校に短期で通うケースが多い気がします(我が家は娘の反対によりNG)。調べていないのでわかりませんが受け入れ不可の学区もあるそうなのでやっぱり同じスケジュールなインター校は頼りになる。

 

幾つか問い合わせのやり取りをして(例え日本にあってもやりとりは英語、、、。最初は気づかず日本語で送っていて、中々返事が来ず、友人に英語の方が良いと思うと言われて切り替え。ヘタクソなので日本で英語使うとか恥ずかしくなっちゃう私)。

 

漸く、内容スケジュール、送迎など諸々の条件がしっくりくる学校にOKがいただけて、ホッ。


やはり殆どが普段からその学校に通っている生徒さんだったので、元からグループが出来ている感じはありましたが、多少は他所のインター、もしくは休み明けからそこに入学予定の為日本語の学校を休んで来ている参加者もいて、参加しづらい、という事は無かった様です。程よくこじんまりしているのも入りやすい一員だったかと思います(大規模校だと本人の性格次第では馴染むのに時間がかかるかも)


世界中どこの国でもインター校は大体夏の短期プログラムを開催しているのかなと思いますが、

6月中なら子供は普段とそう変わらず英語環境で過ごせるし、待ち時間母は馴染みのあるエリアでたっぷり日本を堪能できて、最高でした。

 

 

台北アメリカンスクール(TAS、TYPA)のサマーキャンプ

さて話は変わりますが、ここで昨年お世話になった台湾アメスク(台北アメリカンスクール=TAS)のキャンプについて記録しておこうと思います。


TASには課外活動を扱うTYPAという組織があり、アフタースクール、週末のアクティビティやサマーキャンプはそちらの管轄。やりとりは TYPAの事務所とします。


TYPAのアクティビティは平日〜休日まで豊富なラインナップがあり、外部生も受け入れているので、英語で進行されるアクティビティを探していたらおすすめ。(お稽古としては非常ーに緩いので、ダンスやスポーツそのもののレベルupを目指すなら違うと思うwあくまで、英語環境でのアクティビティにこだわる場合におすすめします)


昨夏は旅行に行った2週間以外は全てTASサマーにお世話になり、計5週通ったのですが、こちらのキャンプは朝から夕方までの通いでバスなどの手配は無し。私は申し込み時バスがあると思い込んでいたので、5週間の自力送迎に青ざめました笑。


普通5週間も行けば飽き飽きしそうなモノですが、内容がとーっても楽しかったらしく、娘は「来年どこの国に居ても、夏はこのキャンプに来たい」と言っていたほど(今年は行かせてあげられずごめんね、、、)。


今年お世話になった東京のインターに比べると校舎も参加者の規模もかなり大きかったTYPAキャンプですが、元から知っているお友達が居た週もありましたが、誰も知り合いが居ない週も、沢山のキャンプリーダー(大学生、高校生達)が楽しませてくれ、とにかく楽しい5週間だった様です。


本人がそこまで楽しんでくれると、送迎のし甲斐があるというもので、私もノリノリで、灼熱の陽射しにもスコールにも負けず、サラリと5週間通えました。(東京と違い、周りに時間を潰せる場所が無いのはちと辛い)


インター1年目はコロナ真っ盛りで、台北のインター系キャンプは軒並みクローズだった為、いまいち温度感がわかっていなかったのですが、実際に参加してみると、内部生はあまり居なかったのが印象的。漸くコロナ明けしたという事もあり、皆母国に帰っている様子で、普段アメスクに通っていて英語がペラペラに話せる子より、今正に学習中、という子の方が多い印象でした。(台北は市内のインターが少なめで、アメスクは非常に狭き門な為、英語が出来ない状態での入学は低学年でも難しい)


サマースクールは、蓋を開けてみないと、どんなメンバーになるかわからない所があり、メンバー次第でメイン言語が変わる事があるので、英語を使って欲しいと思うご家庭としてはメンツは気になるところ。


日本のスクールだと、場合によっては基本日本語、英語の歌を覚えたよー♡みたいな感じのところもあると思いますし(ご家庭がそれを望んでいたら全然良いと思う)、比較的多国籍になり易い=英語を使うしかコミニュケーション手段が無い、という意味で、近くのアジアインターのサマーは良いな、と感じました。(お子様が現地語出来る場合はまた違いますが、、、。


我が家は中国語も出来たら学んで欲しいので、中国語はアリ(台北も上海も学校では毎日中国語授業があるものの、話せるレベルには全然至っておりません涙)。実際、TASもTYPAの普段の活動では皆かなり中国語使ってるーと娘は言っていました。


台北でも、上海でも、韓国からのクラスメイトが多いので、アイドルの影響もありハングルに興味津々の娘、授業で学ばずとも、ちょこちょこと言葉を覚えてきていて、耳コピだからなんかやたらと発音も良いし、小さな頃に多言語に触れるのはデメリットもあるだろうけれど、やはり羨ましいなあーと完全ドメスティックな私としては思うのでした。


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