稽留流産 掻爬手術の記録です。
1日を覚えてる限りリアルに書いてます。
点滴の写真も載せてます。
22日 掻爬手術当日。
前日は9時までに食事を済ませ、
それ以降はお湯か水のみOK
朝7時起床
生理痛みたいのがあるきがする。
起きてすぐのお湯か水はOKだったのでお湯をコップ半分飲む。
7時40分
父が娘を迎えに来てくれる。
7時45分
車で旦那と自宅出発
8時
病院に到着
8時30分
内診をし、旦那とともに再度胎児を確認。
前回から心拍が止まって少し経っているため、
水分を含んで、若干膨らんでいた。
その後、水に濡れると膨らむスポンジとタンポンを入れる。
これがちょっと痛いけど、
旦那が横にいてくれて、手を握ってくれて少し気が紛れた。
ちらっと見えたメモに
ラミ
タンポン
あと何か数字とか書いてあった。
調べたらラミセルの事かな?
あとは入れた本数?
すぐに軽い生理痛みたいな下腹部違和感がある。
8時45分
病室に案内される。
売店で旦那に紙おむつを買ってきてもらう。
手術後にはく為のもの。
4日分の飲み薬を貰う。
レンタルした浴衣みたいな、服に着替える。
お腹の痛みはあまりないけど、
しばらく子宮あたりにどくどくする感じがあった。
9時
手術の時に立ち会いする、研修医の先生が挨拶に来た。
研修医といっても、なれている感じがして不安な感じはなかった。
9時30分
看護師さんが点滴を刺しに来るも、
刺さらない。
血管細くて見えないらしい💦
3~4回ダメで選手交代。
一度腕をタオルで温められる。
10時
研修医の先生がくる。
血管の様子をみたり、手をとんとん?したりしていた。
点滴についてネットでひたすら調べていたので、まさか、、、
と思ったけど、そのまさかの手の甲に点滴をされた。
2~3回手の甲に刺され、じんじんする右手。
手術用の針は少し太いらしい。
点滴はソリューゲンFと書いてあった。
手術前に1度トイレに行ってくださいと言われ、
トイレにいく。
待ち時間の合間、どうぶつの森をやる。
10時30分
点滴を外し(針は刺さったまま)
歩いて手術室にむかう。
旦那も一緒に向かい、待合室で旦那待機。
手術室のある自動ドアをはいって、
帽子をかぶってくださいと渡される。
右手の点滴であまり動かせず、
かぶりにくい。
その後何枚も自動ドアをすすみ手術しつへ到着。
広めの部屋に真ん中に手術台。
手術台へ上がるとすぐに準備が始まった。
両手を斜め横ににしてマジックテープで固定される。
履いていたパンツはここで脱がしてもらった。
(後で病室で返される。)
顔の前にタオルでカーテンみたいにかけられ、
視界が狭くなる。
胸のうえあたりに心電図をつけられる。
静かな部屋に準備をする音
ぴっぴっぴっと心電図かなにかのおとだけが鳴り響く。
緊張でドキドキがとまらない。
早く麻酔かけてほしいと願う。
麻酔の前に、子宮の消毒と中に入れていたものをとりだす。
「まだなにもしないですからねー消毒ですよ」
といわれるが、むちゃくちゃ痛い。
足が思わず少し動いた。
これと同時くらいに麻酔聞かなかったらどうしようと恐怖心が湧いてる中、麻酔の点滴が開始。
点滴が刺さる手の周辺がぶわーっと痛くなる。
腕に何か手術をされているような、痛さ。
早く麻酔効いてー!
と天井を見ていたら視界が上下にぼやけはじめる。
あぁ、このまま麻酔がかかっていくのかー、
どんな感じかなー、なんて考える。
完全に寝るわけじゃなくて、
ぼーっとしてるなかでの手術と言われていたけど、結局1分もたたず即寝。
気づいたら
生理痛みたいなのと、お腹の中を混ぜられてるような感覚、
同時に
寝ていらっしゃいます。
と、会話の声がきこえた。
しばらく、生理痛みたいなのを感じ
触られてる感覚もあり、
オムツをつけられてるのがわかった、
麻酔から覚めたんだと薄目を開ける。
しばらくすると
終わりましたよ。
と声をかけられる。
痛みないですかの問いかけに
生理痛みたいなのがします、
と答えた気がするけど、まだぼんやりする。
ベッドにせーので移され、旦那とともにがらがらと病室に移される。
まだ意識はぼんやりするけど、
強く希望した胎児をみせてもらった。
1センチちょいしかない白い塊だったけど、
頭らしい丸いのはわかった。
一つのケースに胎児らしき塊。
もう一つのケースに胎盤やら胎嚢が入っていた。
本当はあまり見るのもおすすめされず
みたときのことをおもって心配していたけど
みせてもらうことができて、よかった。
一度も見ないまま、
お別れにならなくて良かった。
ちゃんとお腹にいたんだ、と実感出来た。
生理痛みたいなので、膝の関節が痛い。
二日酔いみたいな頭痛。
このあと出血の様子をみるのに、
旦那一時退室。
血圧を測り、指の先に酸素量をはかるシールをはられる。
そして看護師さんが退室。
すこしぼーっとしていたら、
今日初めての涙が自然にぽろぽろでてきた。
その後すぐに旦那が戻ってきた。
このとき11:30くらい。
12時くらいになると、
他の患者さんにお昼ご飯が運ばれてきて
いいなぁー、って思う。
旦那は散歩がてら、ご飯を食べに外出。
私はひたすらこの記録を書く。
13時
トイレ行きたいけど、動きたくない。
生理の時のどろっとでる感覚があってみてもらったらなんにもなってなかった。
14時30分
看護師さんに付き添われながらトイレに行く。
その後車椅子に乗り内診をしにいく
旦那と一緒に話を聞く。
特に問題は無さそうで、
入浴はしばらく禁止。
子作りも生理が3回来るまでダメ。
あとは普通に生活してOK
病室で見せてもらった胎児をもう一度見せてもらった。
さっきは意識がぼーっとしていたので、
ちゃんと見れていなかったと
気を使ってくれたみたい。
おかげでさっきは分からなかった、
胎嚢と絨毛まではっきりとわかった。
後は食事などしていいか確認して、
病室にもどってからゼリーとルイボスティーと、
旦那が持っていたコアラのマーチを食べる。
体調的に食べられないと思って、ゼリーしか持ってこなかったけど、
もっと違うものを持ってくればよかったと思った。
しばらく時間を潰しに
旦那と動物タワーバトルで遊ぶ。
15時
点滴をはずしてもらえた。
会計準備もできて、
自分が大丈夫と思えば帰ってOK
ためしに廊下をうろうろしてみる。
若干頭痛はあるけど、帰れると判断。
16時30分
会計をして病院をでる。
タオルなどレンタル料も入れて、
トータル24080円だった。
生命保険とかが対象の場合もあるらしいけど、
私の入ってるのは対象外だった。
夕飯はリクエストに答えてもらって、
2年ぶりに旦那とふたりで外食。
串家物語へ行った。
流産が分かってから時間が経っていた為、
病院で聞こえる赤ちゃんの声は割と平気だった。
2人目もまた妊娠出来ることもわかったし、
これも経験だと思えた。
出来れば次は無いとありがたいのだけど。
でも流産するのが確率の問題なら、
もし今回私が流産してなかったら、
他の誰かが流産していたのかもしれない、
なんて思ったり。
流産は本当に珍しい事じゃないんだな。
色んなことを考えた。
残りの2017年は自分を甘やかして、
まったり過ごそう(●'w'●)