無事?というか、波乱だったけれど、


私が韓国から帰ってきて、ジュニ君は日本に行く航空券を直ぐに手配した。


はじめは11月20日、27日とも金曜夜の航空券が取れなくって…キャンセル待ちに入れていたんだけれど


それも無事キャンセルが出て20日金曜日に来られることになった。


これで本当にジュニ君が、私のパパとママに挨拶に来ることになった。




ついに来てしまったパパに告げなければならない日。



わたくし…今まで恥ずかしくて彼氏の話をしたことがないの。。。


世間では私をアラサーと呼ぶでしょうに、いい年して恥ずかしがってるんです。オホホホ


だって、10人付き合っても1人結婚できる可能性は無い。


どうせ付き合って別れての繰り返しだから、結婚するときだけ話そう。


そう思ってたんだもん。





そしたらあまりに話さなすぎて…パパもママも何も聞いてこない。


明らかに家の前に車が止まって、

お見送りをされていてデートって分かってても何も詮索しない。


だから逆に言いづらくなって、今までそういう話をする機会がなかった。



馬鹿みたいなんだけど、ほんとにほんとに言いにくくて…


パパ、私生理になったの。


って言う気分だよ!!!



だけどジュニ君が来るって分かった以上、伝えなければ。。


って、毎日毎日会社の帰り道に思って家に入ると…言えない…おやすみなさい。


の繰り返しだった。




よく考えてみると、言えない理由はただひとつ。


「別れたら恥ずかしい」ということだけだった。



パパは話せば理解する人だし、感情で物事を進めない。


いつも理論的で、正しい。


だから快く思わなくても、私を信じて反対をされる訳はない。



つまり反対が怖いから、ではなく

言えない=臆病な私=いつか別れるかも なんて考えだったんだろうと思う。



既にジュニ君のご両親まで巻き込んでしまった以上、

いつか別れるって考えと、パパに打ち明けられないってことが大変失礼だ、と


やっと気がついたアホな私は、今日こそは、と挑んだ。



家に帰ると、ちょうどテレビで障害者の女性が結婚という、ドキュメンタリー

…タイミング良すぎて言いづらい。。




パパ、わたしね。

結婚しようと思うんだ。










パパ
「へえ。よかったじゃない。」








へ??????


それだけ???




私もしかして、間違えて 違う人の名前でも言ったのかしら?



私の友達が結婚する、とでも思ったのかしら?




というくらい、アッサリ。





なんで誰とか聞いてくれないの~~~~!!!


それじゃ、猫の子をあげるみたいじゃない~。










パパ
「そうだったね。でも親が反対してもしょうがないからね。じゃ誰と??」




じゃって…、春に家に来た韓国人の男の子だよ。

今月の20日に挨拶に来たいって。



ジュニ君は過去一回ボストンの友達って名目でうちに来たから、私のパパもママも会っていた。


パパ
「そう。じゃあ質問事項を用意しておかないと。

 日本語?英語?」



それから、少しだけ ジュニ君の家の話をした。


ちょっと変わってるお家だけど、決して韓国ドラマのような家ではないこと。


割と近代的な考え方だということ。


パパは多くは聞かなかった。


私も多くは話せなかった。


パパっ子な私が居なくなって、寂しくない訳が無い。


全てがパパの寂しさ&照れ隠しだったんだろうと思う。


パパっ子の私が選んだジュニ君だから、たぶんパパの目から見たら合格だろうな。






ということで、話しちゃえば軽いものだったわ。


とは言うものの、いまだに恥ずかしくて電話が来ても隠れちゃうし、


ママがジュニ君のことを聞いても、余計な事聞かないでって思っちゃうし。


うん。


残る障害は、金銭問題と家。



両方とも大きな課題だぁぁ(T-T)