普通の子育て。 | 猪突妄想日記 全集

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俳優の佐藤健くんを応援してます。

先週、市内の私立幼稚園主催の保護者向けの講演会があったのです。

(健クンのイベントで浮かれながらも、母もやってますよん)





講師は文京学院大学教授 平山許江先生。

元々、幼稚園の先生をしていたが、出産後退職し、子育てに専念。

自分が実際生んで育児をしたら、他人の子供の面倒見てる場合じゃないぞ!と思ったそうです。



テーマは、「子供が親からもらうもの」

普通に生活して、普通の子育てをすれば、普通の子に育ちます。



癒されました。



「しつけに一貫性を求めるのは無理。支離滅裂で良い。支離滅裂なのが社会だから」

例えば、朝「早くご飯食べなさい!」と言ったのに夕飯では「ゆっくり味わって食べなさい」と言ってみたり。

でも、それはその時その時の状況を読み取る訓練になるのだから、それで良い。



ウチの事だわ~~。チビうりは、食べるのが本当に遅くて小食なの。

毎朝。幼稚園バスに遅れるよ~!って怒りまくり。

でも、がっついて食べてると、腹立つのよね!せっかく作ったのにって!





「褒めて育てるって言われてるけど、褒めるだけなんて無理。叱られ慣れてない子供の方がキレる」

褒めて育てよう、なんていうのは、子供を褒める事なんて滅多にないから、褒めてあげる事も忘れないで程度で大丈夫。

子供も、叱られてるうちに慣れてきて、聞き流す力を付けてきます(笑) これが、結構大事。多少怒られたくらいで、キレたりしません。



叱りまくり、怒りまくりだ~~

良いんだ、これでも良いんだ~ ありがとう、先生 (´д⊂

時々は、褒めてるよ。頑張って褒めてる!



「早期教育も気をつけて。子供に何を残してあげたいのか」

例えば、ピアノを習わせたら、発表会で緊張する事だけ、サッカーをやらせたら、ミスを恐れることだけが身についた、とか。

そうならないために、過剰に子供に期待しない事。

先生は、自分の娘さんがエレクトーンをやりたいと言い出だした時(本当はピアノだったらしいけど、予算と場所の問題でエレクトーンにさせたらしい)、その先生を7人目で見つけたそうです。条件に合う人がいなかったそうです。

その条件は、?家で練習してきなさいと言わない事 

        ?発表会には出さないで欲しい 

        ?夏休みは、休ませて欲しい   

先生は娘さんを、音楽家にするつもりもないし、音楽嫌いには絶対したくなかったので、そんな条件を出されたそうです。その後娘さんは、エレクトーンを高校卒業まで続けたそうです。



それは、大丈夫です。いくつか習わせてますが、そんなに期待はしてません。

英会話も、チビの耳の奥に残っていてくれたら…程度で考えてます。それ位はいいですかね?





「赤ちゃんが立った!歩いた!しゃべった!で、心底喜んであげられるのは、親だけ。写真を撮ったりしますよね。それだけで充分です。その気持ちを忘れないで」

歩き始めた赤ちゃんに、さあ、100メートル歩きなさい!とは、言いませんよね。

出来ない事も、いずれ出来るようになります。

その時出来ることで、充分です。

 

5歳なのに、まだひらがなが書けません。

自分の名前も、書けません。

いずれ、書けるようになるのでしょうか?





「マスコミなどで、報道されている殺人を犯す子供は、極一部です。ほとんどが普通の子です」

歩き始めた赤ちゃんに、転んでもいつでも支えられるように手を差し伸べてあげましたよね。そのようにいつでも、支えになってあげてください。それが出来るのも親だけです。幼稚園の先生には、到底無理です(笑)

そして、その愛情を受けた子供は大丈夫。

社会は、魔物だらけです。スーパーに行けば、欲しいものだらけです。

そこで我慢できる子供は、親の悲しい姿を見たくないと思える子です。





私の元に生まれてきてくれただけで感謝してるよ。

ありがとうね、チビ。

今は、一つずつ乗り越えていこうね。

普通の子で良いんだよね。普通が一番なんだー!





でも、この話を、ダンナにしたら、

「ウチの子は、違うよなー(普通じゃないよの意)」

親バカ。



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