うりぼう
『ぽっくん、東京にかえってきたくぽー!
生まれて初めての春くぽー、あついくぽー!
毎日、大井町のエクセシオールにさくらラテのみにいってるくぽー
』
実は今日、お散歩中にとても不愉快で後味の悪い出来事がありました。
飼い主のエゴかもしれませんが、どうしても腑におちないので
気になる方や小さな子供が悪く言われることに抵抗がある方は申し訳ありませんが、
スルーしていただければと思います。
今日、うりぼうは公園に散歩に行きました。
もちろんリードをつけていたのですが、うりぼうが公園で遊んでいると
3歳くらいの男の子を連れた母親が『わんちゃんきたよー!』と近づいてきました。
小さい子供なのでうりぼうがとびついて転倒させたら悪いと思い、リードを短く持ち
スワレの指示をだしました。うりぼうは子供と接するのがはじめてで、よちよち歩きの子供に
少し緊張して警戒した様子でした。
わたしは近づく親子連れに
『こんにちは。このこは力が強いからとびついたら悪いから、少し離れてね。』
とお願いしました。すると母親は
『私の実家でたくさん犬を飼っているから、慣れているから大丈夫です。座ってよしよししてあげて。』
構わず近づいてきました。うりぼうは子供に慣れていないのとリードを短く持たれているため
クルクルまわっています。すると親子はうりぼうの前に座り込み、体をさわりはじめました。
その次の瞬間です。子供がうりぼうの頭というか、絶壁の顔の上から小さな手に隠し持っていた細かい砂利まじり
の砂を思い切りかけたのです。うりぼうは一瞬キョトンとして困った顔で私を見ました。
うりぼうの額や飛び出たまるい目にも砂利がのっています。
わたしはあわてて砂利を払い、親子連れにできる限り冷静に言いました。
『犬に慣れているのに、どうしてですか?砂利をこのこにかけるために近づいたのかな?
お母さん、ちゃんと見ててあげてください。』
母親は『犬に慣れているから…。』と何度も何度もモゴモゴ繰り返し、最後に小さく『すみません。』
と言いました。
『このこはあなたの犬でもないし、慣れてもいない。そして離れているようにお願いしています。』
わたも繰り返しました。こどもはふてくされた顔をしていました。
母親は顔をそむけたまま、こどもをつれてベンチに座りました。
公園は公共のスペースです。
けれど、もちろん犬連れOKの公園であったし、ささいなトラブルかもしれません。
強く言ってでも最初から親子をうりぼうに近づけなければ良かったかもしれません。
本当にかわいそうなことをしました。これは飼い主の責任です。
あの子供の出来心かもしれない、でも座った瞬間、誰にも気づかれないように砂を握りかけた。
悪意しか感じません。
わたしが話している瞬間の母親の表情と子供の意地悪そうな顔を思い出しては、ふたりそろって
鉄拳制裁、同じように砂場にキッスさせてやればよかったかなぁと正直思います。
うりぼうは帰ってから、いつもより多く涙が出ていました。
過保護かもしれません、でもうりぼうが逆にこどもにケガをさせていたら、きっと保健所行きです。
本当に不愉快な出来事でした。人間の子供は天使だとか、ふざけたことを言うけど親の監督としつけが
行き届いていない子供ははっきり言って迷惑です!
子供のやることだから、罪がないっていう論理は崩壊している思う。
悪いことをした場合にはきちんと謝ってほしい。子供最優先ルールなんてクソくらえです。
このブログを読んでくださるなかにも、お子さんがいらっしゃる方がいると思います。
もし不愉快な思いをされた方がいらっしゃたら、心から謝ります。
すべての子供を迷惑だと思っているわけではないのです。それだけはわかっていただけたら幸いです。