長らくご無沙汰してしまいましたが,今日はオオクワガタ飼育の途中経過について投稿します.

前回のオオクワガタ飼育の記事では,産卵~割り出しについて投稿しました.

今回は幼虫の菌糸瓶投入&交換についてです.

 

今年の6月から8月にかけて割り出した幼虫は全部で15頭で,そのうち生き延びたのが13頭です.

 

割り出し後の幼虫は1週間ほど菌糸カップで管理したのち,800ccの菌糸瓶に投入しました.

13頭中11頭は「月夜野きのこ園」のオオヒラタケ菌糸瓶に,残り2頭は実験としてカワラタケ菌糸瓶を使いました.


 

オオヒラタケ菌糸瓶に投入した初令/二令幼虫たち (2020年7月)

 

800cc菌糸瓶に投入したあと,3ヵ月以上経った11月下旬に二本目の菌糸瓶に交換しました.

食痕がかなり入っているものと,外側からでは食痕がほとんど見られないものがありましたが,菌糸がこれ以上劣化する前に交換したいと考え,一斉に交換することにしました.

 

1本目の菌糸瓶に投入したときの幼虫の体重は0 gか1 gでしたが,三か月経ってどこまで成長したか楽しみです.

 

菌糸瓶を掘り返してみると...

菌糸瓶の中で機嫌よく鎮座していました(^^)
食痕がほとんど見えなかったので心配していたのですが一安心です.

体重を測ったら19gとそこそこのサイズです.

 

ちなみに今回の菌糸瓶交換での最大個体は23gのコイツです.

大型血統とかそういうものでなく,南会津での野外採集個体からのWF1なので,これでも大きな方なのかなと思います.

 

幼虫たちはだいぶ黄色っぽくなりつつあるので,成長のピークは過ぎたものと思われます.

来年6月頃に蛹化,7月頃に羽化するのかなと思います.

 

 

引き続き,大切に育てていきたいと思います~!それでは!