うちが、夜にぐっすり眠れる日等ほとんどない。
必ず、23時や2時や4時や5時等に、小刻みに起きる。
トイレに行こうと思い、立ち上がった。
トイレのドアを、開けると・・・
G「やべ見付かった」
と言って、Gがトイレの裏に隠れた。
え・・・
トイレの裏を覗き込むが、姿が見えない。
ツレを起こして、退治してもらおうか・・・
でも、今は夜中の2時。
ツレは明日も仕事だ。
こんな時間に起こしたら、申し訳ない。
そう思い、恐いながらもゴキブリがいるトイレで要を足した。
朝になって、ツレにこのことを話したら
ツレ「なんで、トイレにでも、トイレにいなかったよ」
と言っていて、確かに何度かトイレに行ったけど、Gとは出会わなかった。
11年住んでて、初めてGが出た
いや、マンションの廊下とかで見かけるから、家の中にいても不思議じゃないんだが・・・
逆に、よく11年間も出なかったな
うちは、トイレに行く度にビクビクしながら行った。
トイレのドアを開ける度に、Gがいるんじゃないかとあの夜のフラッシュバックが起きる。
けれど、Gは現れなかった。
このトイレのドアの隙間から、別の場所に移動したのだろうか
もう、外に行った可能性はあるか
それは、楽観視し過ぎだろうか
と思いながら、数日を過ごした。
いつもの様に晩ごはんを食べ終えると、なんとリビングのテレビ台の下からGが現れた
ハルキ「ツレGが出たGが出た」
ツレ「どこどこ」
と言って、スプレーで退治してくれた
Gを倒し、紙でGを拾い上げて捨てた。
これでやっと、一安心だ・・・
小春「もう、家にGいない」
と、恐がる小春。
うちが見たGが倒されたのなら、恐らくもうGは出ないだろう。
しかし、これから夏に向かってGもたくさん出てきそうだ
油断は、禁物・・・