東野圭吾さんの、短編集ですね!

 

随分前に読んだ作品なので、微妙にうろ覚えです・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ネタバレ有り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの頃の誰か」 東野圭吾

 

 

 

シャレードがいっぱい

 

バブル時代、もう付き合うのを止めにしようかと思っていた彼氏がなかなかデートの待ち合わせ時間に来ないので、家まで行った。

すると、彼氏が死んでいた。

誰かに、殺されたようだ。

彼氏は遺産相続の件に関わっていたそうだが、彼氏に遺産は相続されない。

一体、彼氏はなぜ殺されたのだろうか・・・?

 

 

 

 

玲子とレイコ

 

男性が、殺された。

そして、違う場所で記憶喪失の女の子と女性があった。

雨も降っている深夜なので、家に泊まらせてあげた。

少女は、何も思い出せないと言う。

そして、その少女は二重人格で、男性を殺した犯人だと知る。

これから、どうすれば良いか・・・!?

 

 

 

 

再生魔術の女

 

不妊治療しても子供が授からない夫婦に、養子縁組で子供を授けた。

妻は喜び、早く家に連れて帰りたいと1人で家に帰った。

まだ話があるとのことで、夫だけが残った。

仲人は、妹の死んだ話を話し始めた。

妹が殺されて、まだ犯人が捕まってないと言う。

妹はセフレだったのだが、男がいつか結婚しようと言う言葉を信じ、姉に紹介するつもりだった。

その前日に、殺されてしまったのだ。

夫から、冷や汗が出始めた・・・

 

 

 

 

さよなら『お父さん』

 

妻と娘の乗っているバスが、転落した。

妻が亡くなって娘が助かったと思ったら、娘の体の精神は妻になっていた。

つまり、妻の体が死んで娘の精神が死んでしまった。

妻は、娘として生きていくことになった。

だが、時が進んでいくとこのいびつな夫婦関係は上手く行かなくなり、どうして良いか悩むことに・・・

 

 

 

 

名探偵退場

 

昔は難事件を解決して行ったものだが、最近は難事件と呼べる様な事件が少なくなって来た。

科学的な操作も出始めてきて、探偵が解決することも少なくなった。

なので、昔の難事件を本にしようと執筆していた。

そんな時に、昔と全く似た難事件が舞い込んで来た。

意気揚々と現場に向かうが、歳をとるとなかなか体が動かない・・・

 

 

 

 

虎も女も

 

お猟に手を出して、罪人となってしまった。

処刑法として、虎か女か?それとも・・・と言うのが、出された。

普通は虎か女かで、一方が虎でもう1人が美女で結婚すると言う方法だ。

だが、扉は3枚ある。

もう1枚の扉には、何があるのか?

扉を1枚選ぶと、そこにはブスでデブな女性が現れた。

とりあえず、死なずに済んだと喜んだが、この女性と結婚して悲惨な目に・・・

 

 

 

 

 

眠りたい死にたくない

 

なぜ自分は、こんな場所にいるのか・・・?

確か、好きな女性にデートに誘われて、帰りに女性の車に乗ることになり、そこから記憶がないのだ。

自分は今バケツの上に立っていて、足を踏み外したら首吊りになってしまう状況にいる。

しかし、眠い・・・

でも、寝たら死んでしまう・・・!

 

 

 

 

二十年目の約束

 

彼氏にプロポーズされたが、子供は作らないと言う前提のプロポーズだった。

特に欲しいと思っていなかったので、プロポーズを受け入れた。

だが、結婚して時が経つと、子供が欲しくなった。

なぜ、夫は子供がそこまでして欲しくないのか?

ある時夫の地元に行く機会があり、痕を着いて行くと夫は夫の友達と共に墓参りに来ていた。

昔亡くなった、女の子のお墓だと言うのだ。

亡くなった女の子と、子供が欲しくないことに何か関係があるのだろうか・・・?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さよなら『お父さん』」は、「秘密」と一緒の話でしたね!

 

本当は、秘密はコメディとして描こうとしていたと、以前エッセイで読んだなぁ!

 

 

あと、経験したいとは思わないけど、バブル時代の話は結構好きかも!

 

今と、価値観とか考え方が、全然違うよね!

 

あと、女性の性格とか!

 

清々しいw

 

 

「眠りたい死にたくない」は、どんな話を描きたいのか、よく分からなかった!

 

 

でも、どれも読み応えがあったり面白かったり、色んなジャンルの話が楽しめました!