朝のちょっとの時間に、アイスコーヒーを飲みながら小説をちょこっと読むのが、至福の時間となってます
今回も、東野圭吾さんの小説を読みました
交通事故の、お話です
今回は、一体どんな話になってるのか・・・
※ネタバレ有り
「ダイイング・アイ」 東野圭吾
慎介は、ある日交通事故を起こしたが、交通事故を起こした瞬間のことをよく覚えていなかった。
その後の手続などは覚えているのだが、交通事故を起こしたところだけが記憶から抜け落ちている。
そして、どうやらその事故で女性を殺してしまったらしい。
ある日バーで仕事をしていると、気味の悪い男性客がやって来た。
嫌なことを忘れるには、どうすれば良いか等尋ねられ、なるべく楽しいことを考えるようにする等、会話をした。
そしてその帰り、慎介はその客に鈍器で頭を殴られた。
その客は、慎介が交通事故で女性を殺した夫だった。
その人物は、まもなく家で自殺した。
信介は、記憶から抜け落ちている事故のことが気になり、自分なりに調べてみることにした。
だが、親しい知人に聞いても、みんな事故のことは忘れた方が良いと教えてくれなかった。
警察署に行って、刑事に聞いてみた。
すると交通事故は慎介が女性をはねたがその時点では女性は生きており、慎介が女性をひいた後カーブしたせいで、慎介の車を避けようとした車がその女性を押しつぶして殺してしまったのだと言う。
慎介は、直接的には殺していなかった。
だが、それならなぜ夫は自分の方だけ殺そうとしたのか・・・
直接殺してしまった方の人には、特に危害を与えていないようだった。
何か妙だと思い、その人物に会うことにした。
そんな時、同棲している彼女がいなくなったり、謎の美女が現れて慎介が好意を抱いたり・・・
色んな謎が、慎介の周りにうごめいていた。
なんで交通事故の瞬間だけ記憶がないのかは謎だったけど、周りがなんか隠してるっぽいから何かはあるんだろうなと思ったが、まさかあんな展開とは・・・
この人物、怪しい
と思っても、動機とかは全然予想出来なかった
彼女が消えた謎とか、急接近してきた謎の美女とかも、謎だらけだしね
交通事故にしても、人を殺す瞬間って恐いね・・・
それが故意じゃなくて事故だと、加害者だとしてもショックは大きいね・・・
自分が人を殺したと言う事実は、一生消えないだろうね・・・
いや、案外忘れたくてすぐ消える人もいるのか
でも、ショックは大きいと思う。
今回の話のネタバレになるけど、もし交通事故を起こした身代わりになってくれと頼まれたら、あなたならいくらの金額でなら身代わりになりますか
過失的に、牢屋に入ることがなかったとして
何千万くらいなら、身代わりになりますか
それとも、いくら貰っても身代わりにはならない
お金で色んな人生の選択肢が出来るんだから、凄いよな
大きい金額なら、目がくらんじゃうかも
お金持ちの方も、お金で色んなことが解決出来ちゃうんだから、凄いよな
欲を出したら、人生悲惨な目にあっちゃうかもね・・・