東野圭吾さんの、エッセイ!

 

小説家の皆さんって、結構エッセイ書くのね!?

 

東野圭吾さんも、これが3冊目のエッセイ本ですね!

 

1冊目は幼少期の話で、2冊目はスノボーの話。

 

そして、今回は科学の話か?

 

と思ったけど、読んでみると色んなジャンルの話が書かれてあって、面白かった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ネタバレ有り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さいえんす?」 東野圭吾

 

 

帯にもあるように、なぜ男性は自分に気があると勘違いするのか?

それは、男性と女性では、パーソナルゾーンが違うから。

男性は、パーソナルゾーンが広い。

女性は、パーソナルゾーンが狭い。

例えば、電車で男性の隣に女性が座ったとして、男性は

「なぜこの女性は、わざわざ自分の隣に座って来たのだろう?

と、思う。

逆に、女性は隣に誰が座っても気にしないし下手したら気付かないこともあるらしい。

男性は、自分の近くに来たと言う事は、自分に少なからず好意があるんじゃないかと、ここから勘違いが生まれるらしい。

 

科学が発達して、ミステリ小説が書きづらくなったんじゃないかと言う話もあった!

早い新幹線や電車が出来て、時刻表ミステリが使えなくなったり、スマホ時代なのでここでスマホで連絡を取らないと不自然な状況になったりと、今まで使えてきたミステリの手法が、使えなくなって来ている。

逆に、科学が発達したおかげで使えるミステリもあるから、嫌なことばかりではない。

そして、科学を使った犯罪が起きると、その手があったかと思ってしまう。

 

野球や、オリンピックの勝負の予想をしてみた。

 

最後に、どうやって本は作られるのか?

それは、読者が本屋さんで本を買って印税が入って来て、そのお金で生活が出来てまた新しい小説がかける。

図書館やブックオフで借りたり買われても、なんの利益にもならない。

図書館やブックオフを利用している人は、間違っても賢い節約術など思わないで欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、最後に耳の痛い言葉が書かれていた。

 

うちは、常に図書館利用者なので・・・!

 

そして、お金のかからない趣味とはなんだろうと考えた末、図書館で本を借りて読書すると言うのに行き着いたからだ。

 

こう書かれてしまうと、なんだか図書館で本を借りて本を読む行為が悪く感じられるな・・・

 

と、ツレに話すと

 

 

ツレ「それは小説家あの都合であって、図書館が利用出来るなら利用するし、ブックオフで買ったとしてもそれはブックオフの利益になるんだから、自分の利益を語ってるだけ」

 

 

と、ツレは全く悪いことだと思わないと言う。

 

まぁ、ツレは図書館で本を借りてないけど、そう言う考え方してた方が利用する身としては気が楽だ・・・!

 

お金のない人間なので、これからも図書館を利用させていただきます!

 

 

科学が発展して、ミステリが書きづらくなったと言うのは、あるよね!

 

以前宮部みゆきさんの小説を読んだけど、今の時代じゃなくて昔の年代の話を書いていたり、歳のいってる小説家さんとかだと、現代の小説を書くのは難しいのかなと思った。

 

自分の過ごした時代の方が、書きやすいもんね・・・!?

 

あとは、自分の興味のある江戸時代の話とかね!

 

現代に追いついて小説を書くって、何気に難しいのかもしれない・・・!

 

科学の発達のミステリだと、ガリレオシリーズなんて難易度が高すぎて全然理解出来なかったもん!

 

 

野球やオリンピックの話は、興味がないので細かく書いてあったけどさっぱりだった。

 

野球もオリンピックも、観ないのよねぇショック

 

スポーツ、全般に興味ないしな・・・!

 

 

と、色んなことを考えることが出来るエッセイでした!

 

その人の普段考えてることが分かるので、わりとエッセイは好きです!