まぼろし堂

急遽ツレが家族で行こうと提案した場所は、「月曜からよふかし」と言う番組で取り上げられた場所だ。

辺鄙な場所にある駄菓子屋さんで、子供達のために値段を下げずに販売していると言う。

が、子供が行けるような場所にないお店ｗ

車で、そこまで行ってみたよ

「まぼろし堂」

B級スポット感溢れてて、良いねぇ

あ、なんか駅っぽくなってる

確か、月曜からよふかしでは、あの場所からカエルの人形が出て来たな・・・

いつ、出てくるか・・・

いつ。話しかけられるか・・・

身構える、うち。

何やら、昔のゲームが置いてあった。

小春「ゲーム、やりたい」

ハルキ「いや、たぶん出来ないと思う」

これは、今流行りの昭和レトロとして置いてあるのだろうか

でも、昭和レトロ嫌いじゃない・・・

自動販売機ならぬ、手動販売機。

物を選んだらピンポンを押して、中から店員のお婆さんが話しかけてくるので、欲しい商品の番号を言う。

子供達のお菓子と言いながら、結構値段するな

本当のお店は、現在はコロナでやってないらしい。

ので、今は手動販売機だけでお店をやっているよう。

滅多にこんな場所来ることないし、せっかくだから全部買ってしまおうか

中身も、気になるし・・・

手動販売機「いらっしゃい」

小春「恐い自販機が、喋った・・・」

と、恐がる小春。

ちなみに、商品の番号を言うとお金を入れる入り口が手前に出されるので、そこにお金を置く。

お金を置くと引き出しが締まり、中のお婆さんがお菓子を選んで手動販売機の下の部分に商品を置く。

自販機の様な形で、そこから商品を取る感じ。

手動販売機、初めて・・・

手動販売機「怖くないよ。お婆ちゃんだよ」

小春「なら恐くないや自販機が、喋ったのかと思った」

正体が分かり、小春は恐くなくなった模様。

小さい子からすると、やはり本当に自販機が喋った様に思うのか。

恐いかもしれないが、それはそれで夢があるな・・・

せっかくだから、この近辺を散策することにした

うちらが手動販売機から離れると、バイクで来た男性がラムネを1本購入していて

男性「テレビ、見ましたよこんな暑い中大変ですね」

手動販売機「ありがとうございます」

と、うちらと同じでテレビを見て来た男性が、手動販売機に話しかけていた

この男性、ラムネ1本しか買わなかったから、恐らくお婆さんと話すのを目的として来たのだろう。

しかし、テレビではカエルのぬいぐるみが小さな入口から話しかけて来てたけど、そんなことなかったなぁ。

何やら、可愛らしい物体が

ツレがネットで見たところ、最近では移動販売もしているらしく、この物体をトラックの荷台に積んで駄菓子を売り歩いてるんだとか

誰が、この物体をトラックに乗せるんだろう・・・

B級感溢れてて、個人的にはワクワクする場所でした