ラーメンを食べ午後の肌プランニングを終えた後、林田さんがお店にやって来てくれた。
本当はうちがきちんと肌プランニング出来るか見るために早く来てくれる予定だったけど、仕事が押して来れないと連絡があった。
が、終わってから来た。
お給料もお渡すって、言ってたしね
お客さんが帰った後、今度新しく仕事をする子が来ると言う
若い子だそうだ
林田さんのお客さんのお友達の娘さんのようなのだが、林田さんの顔が微妙な顔つきに・・・
なんとなく、次なんて言うか察した。
林田さん「その子、鬱病なのよね・・・」
ハルキ「あ、私も鬱病ですw」
林田さん「そうなの全然分からなかったハルキちゃんがそうなら、その子も大丈夫かしらね」
ハルキ「いえ、鬱病にも色々ありますが、統合失調症だったりう双極性障害だったりパニック障害だったり・・・私は鬱病とパニック障害なんですが、以前障害者枠で仕事をしようと職安に行った時、障害者手帳がないとダメって言われたんですよね。それで障害者手帳作ろうかなと思ったんですけど、夫が妻が精神疾患で障害者手帳を持つことに抵抗があるって言われて、結局作れなかったんです。それで普通の仕事をしてたんですけど、どれも続かなくて」
林田さん「そう言えば、障害者枠ありますかって聞かれたのよね。『うちはお客さんを喜ばす仕事なんで、ありません』って言ったんだけど。うちは自分でお客さんを捕まえたりする仕事だから、甘くないわよとは言ったんだけど、頑張りますって言ってて」
ハルキ「病気が重い時だと、文字を読んでも頭に入ってこなかったり、人が話してても右から左へ流れていって頭に入って来なくてなかなか仕事が覚えられないこともあるんですよね。あとは体が重くて朝動けなかったりすると『明日も体が動けなくなったらどうしよう』って負の連鎖から何週間も休んじゃうこともあって」
林田さん「でも、ハルキちゃん今ちゃんと働けてるじゃない」
ハルキ「仕事が楽しいんで、病気も良くなって来ました因みに、10年以上精神科に通ってますw」
林田さん「じゃぁその子も大丈夫かもしれないわねあと、実家で暮らしてるけどシングルマザーなのよね・・・」
ハルキ「それは・・・若いうちから、色々大変ですね」
林田さん「でも、シングルマザーの人はうちにもたくさんいるからそう言う人程、結構頑張ってるのよねまずは、会社説明会に行ってもらってから決めてもらおうと思ってる」
と話していて、やはり最初に鬱病だと話すと身構えられるものなんだなぁと思った
うちも言おうかどうか迷ってたけど、話したら自分に甘くなると思って話さなかったのよね
(病気だから仕方ないと思ってもらおうと言う甘えが、出てきてしまう)
とは言え、特に隠してるわけじゃないから、今回話しちゃったけど
うちが仕事に誘われた時は
林田さん「お仕事してみて、もし合わないなと思ったら、お客さんに戻っても良いし」
って言ってたけど、最初から鬱病と分かっていたらきっと誘われなかっただろうなと思った
でも、育てる側からすると、精神障害者って大変だろうしね
度合いにもよるけど、精神障害者の知識がない人にとっては、下手したら凄いヤバい人なんじゃないかってイメージも持つだろうし
犯罪者とかが裁判にかけられる時って、精神疾患があったとかって良く使われるしね
新しく来る子は、20代前半のよう。
障害者手帳を持ってると言うことだけど、果たして何級なのか
林田さん「ハルキちゃん、先輩だね」
と言われたけど、先月入ったばかりだから、まだ何も分かってない状態で先輩・・・
でも、最近一気に若い新人さんが増えたなぁ