さすらいのフットボーラー
「まだトレーニング残ってるから・・・」
そう言い残すと彼は颯爽と家路を急ぐ人ごみの中へと消えて行った。
社内でフットサル部を立ち上げ、初めての練習会後の出来事である。
「折角だしちょっと食事でも・・・」という雰囲気のメンバーに緊張が走った。
Jリーガーなんてちっぽけな肩書きは要らぬと、南米アルゼンチンで
プロフットボーラーになることを夢見て留学をしていた彼は、僕と同じ部署で
働いている。
そんな経歴を持つ彼は、やはり自分に自信があるのだろう。社内はもちろん
社外の人に対しても物怖じせず、言いたいことは我慢しないで言っちゃうよ!![]()
という雰囲気を常に醸し出している。また、入社間もない僕を案じて色々な
アドバイスをしてくれる。自分もこうなりたいと思わせるような魅力的なオーラを
持っているのだ。
これからもどうぞよろしくお願いします! オレずっとこの人に付いていくよ!!
でも、実は同い年なんだよね・・・。![]()


