先天性心疾患と統合失調症の闘病記,自分の半生 -2ページ目

先天性心疾患と統合失調症の闘病記,自分の半生

 3歳の時、先天性心疾患で手術をし、24歳の時統合失調症を発症する体験をしました。その闘病の様子と自分の人生を振り返るために書きました。

初めて就職した病院は、看護学校付属の大学病院でかなりハードであった。それに加え一番行きたくなかった外科病棟に配属になってしまった。希望は小児科だったがそこには入ることが出来なった。仕事が終わっても課題があったり、夜勤明けでもなかなか帰れなかったりした。不規則な生活を送っている内に心臓が痛み出してきた。1か月くらいでその大学病院を辞めることになった。その後、すぐに精神科の病院に就職が決まり、引っ越した。しかし、この選択があとあと自分を苦しめるものとは今はまだ解らなかった。

転職した先は、実習でもお世話になった精神科の病院でそこでは楽しく仕事をすることが出来た。精神科という領域も自分の興味があった領域だったので仕事は楽しかった。そこに就職して1年・2年と年が経っていき、色々なことも任せられるようになってきた。看護学生の実習指導から新人の指導、学会での発表などもした。3年目ぐらいから上司が変わり、自分の居場所を取られるような感覚になってきた。それに自分の病棟ではあまり看護技術的なものがなかったため、看護技術を行うときは自信がなかった。それに加え、チームリーダーとして後輩に教えたりする立場の自分に対して「看護技術が出来ない自分がこんな立場になっていいものか?」と考えるようになってきた。そのころから、不眠になり、睡眠薬を飲みながら仕事をしていた。それが何か月か続き、それから仕事の事が頭から離れないようになってきた。自宅に帰っても患者さんの事、仕事の事ばかり考えてしまって休むことが出来なくなっていた。その後、死にたいという気持ちと、不眠、焦燥感、離人感、やる気が出ないなどの鬱症状が出てきた。しかし、「仕事には行かないと」と思っていた。症状が良くなることがなく、日に日に悪くなってきた。集中力もなくなり、仕事もミスすることが多くなっていた。気持ちだけは焦るが、今の自分にはどうすることも出来なくなっていた。