臨床心理士 金子泰之の「行き当たりバッチリ」日記 -10ページ目

こんにちは!!



浦和高等学園の


金子です。


http://www.urazono.net)


前回の続き・・・




「セラピスト入門」 東豊 日本評論社 1993



「私の好きなようにやらせてください!

貴方の指図は受けません」


「なんだと。俺はおまえの主人だぞ」

「立派なご主人様だこと」


プッツン!


田村は切れた。

「なんだ、その口の聞き方は!


もう一度言ってみろ! 


…なんだその目は!」


その時である。



「痛たたたたっ…」


「そうしたんだ、いったい!」


田村はどなった。


「やっぱり学校に行きたくない…」

「根性のないことを言うなよ。男だろうが」


「うるさい」

「なんだと。それが親に向かって言う言葉か。 


…なんだその目は!」



その時である。


愛子はうつろな目で…



―――田村家の夜は更けて―――




3回に分けて、



引用させて頂きました。




家族システムに関しては


今勉強中メモですが、



今回挙げた家族の


循環が



よくみてとれる


事例だと思います。




この各家族の役割を変容させていく、


換言すれば、


歯車を


少し変えていくこと・・・ニコニコ




そのことで、



問題と言われるような



症状や行動が



改善することがあります。




まぁ、


頭ではわかるも、


実際は


なかなか難しいのですが・・・目



けれども、



少しの変化が



大きな変化になるのです。



なにごとも


はじめの一歩から!!!



今日は


漢字検定、


生徒のみんな、がんばってくれ~~~~!!



)^o^(









今日は梅雨の合間ですね・・・にひひ晴れ



今朝は洗濯虹晴れ走る人、ガッツリ、


してきました~~!!


梅雨は梅雨雨くもりで意味のある時期とは思いますが、



太陽晴れ晴れが出ている方が気持ち的には少し



楽な気がします。


太陽さんがないと夜・・・」


私が小学生の時に、父が良く言っていた、


おやじギャグですかね・・・(?!)



たいようSUNがNIGHTよる…


くだらないですが、


よく覚えています・・・


まぁ、どうでもいいことですが・・・べーっだ!





皆様、よい週末を!!











こんにちは!!



浦和高等学園の


金子です。


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前回の続き・・・



「セラピスト入門」 東豊 日本評論社 1993







その時である。


義雄が腹を押さえて苦しみ出したのだ。


「痛たたたたっ…」

田村は義雄の顔をのぞきこんだ。


「どうした。また腹痛か」


「そうだよ。しょっちゅうなんだよ。


だから学校に行きたくないんだ」


「医者はなんともないと言ったじゃないか。


精神力の問題だ」

「しばらく学校を休むよ。痛たたたっ…」


「そんなことでどうするんだ!」


田村は声を荒げて義雄の肩をつかんだ。

「ほっといてくれよ」


義雄は田村の手を振りほどいた。

「学校に行くのがお前の仕事だ。

わがままは許さん! …なんだ、その目は!」



その時である。


すでに泣きやんでいた

愛子が再びうつろな眼差しで、壁を指差した。

「あそこに死んだおじいちゃんがいる」


田村はギクッとして壁を見たが、


もちろんなにもあるはずがない。


「愛子、だれもいな…」


ピシャ!

田村が振り返ったときには、


すでに愛子は和子にぶたれて泣いていた。


「変なこと言うんじゃありません!」


「和子!どうしてすぐに手を出すんだ、おまえは」






次回へ続く・・・





こんにちは!!



浦和高等学園の


金子です。


http://www.urazono.net)


前回紹介させて頂いた、



「セラピスト入門」 東豊 日本評論社 1993


の冒頭のある家族のドラマ


についてアップしたいと思います。


ちょっと長いので、以後、何回かに分けて、
引用しますね。



(なんだか連続ドラマみたいですいません・・・(-_-;)





「セラピスト入門」 東豊 著 より




「そんなことでどうするんだ」
 田村は箸をテーブルの上に置き、

声をあらげて長男の義雄の肩をつかんだ。


「ほっといてくれよ」


義男は今にも泣きそうな声で田村の手を

振りほどいた。


(こいつはまだ何もわかっちゃいないんだ)


田村は、中学生にしては幼い義雄の振る舞いと、

それに対する父親としての自分のどこかぎこちない態度、その両方に腹を立てている。


本来なら楽しいはずの一家団らん夕食どきは、

今やすっかり張り詰めた空気に覆われてしまった。

テーブルの向かいでは妻の和子が心配そうに

田村と義雄のやり取りを見ている。

その隣では義雄の妹、

愛子がわれ関せずとばかりに黙々と

箸を動かしている。
 


時が時だけに事態をこれ以上悪くしたくは

なかったが、

ここで引き下がってしまうと父親の威厳が

保てなくなる。

田村はそう思えた。


「とにかくおまえの仕事は学校にいくことだ。


腹が痛くなるなんてのは

気持ちがたるんでいるからだ」


義雄は下の方から田村をにらみつけた。


「なんだその目は!」


田村にすれば、ここはひとつありきたりの説教でも

垂れることで事態の収拾を図りたかったのだが、

期待に反してますます

緊張の度は深まってしまった。
 

その時である。

それまで黙々と食事を進めていた

愛子がにわかにうつろな眼差しになり、

手にしていた茶わんをひっくり返してしまったのだ。
 

皆の視線が愛子に向けられる中、

いち早く和子の手が愛子の頬を捕らえた。


ピシャ!


「なんですか、だらしない!」


我にかえるやいなや、

愛子は声をあげて泣き出した。

「和子!なにも殴らなくてもよいじゃないか」


乱暴なことの嫌いな田村は、

日頃から和子の短気な行動を苦々しく思っていた。


それでも、精一杯柔らかくいさめたつもりである。


しかし、


それは予想以上に和子を刺激してしまったようだ。

 「貴方は黙っていてください。

だいたい貴方がいつも甘い顔をするから、

子どもたちがみんなだらしなくなるんですよ」


「なんだと…」


田村は明らかに冷静さを欠いていく

自分を意識していた。


「おれのどこが甘いと言うんだ。

むしろお前の優しさが足りないんじゃないか。

もっと子供の気持ちを理解してやれよ」


「よくおっしゃいますね。

仕事仕事で子育ては今まで全部私に押し付けてきたくせに…。

今さらえらそうな口をきかないでくれませんか」


プッツン。田村は切れた。


「もう一度言ってみろ!



それが主人に対して使う言葉か!」



「ええ、何度でも」


次回につづく・・・




こんにちは!!



浦和高等学園の


金子です。


http://www.urazono.net)



2011年の12月2日のブログ


(けっこう前ですね(笑)


で取り上げた


「セラピスト入門」 東豊 日本評論社 1993


を改めて読み直し、


また


東先生の



「セラピストの技法」


「セラピスト誕生」も



関連して目を通しています。



本当に面白く、役に立ちます!!ニコニコ



7月に埼玉県の公立小中学校の

事務員の方々への講師を


やらせて頂くことになっており、



その資料作りのためです。



講師の仕事は、


普段やらない分、


緊張や不安もあるけれど目


事前に色々なことを調べたり本メモ


専門書を読みふけったりメガネひらめき電球



資料を作ったりメモ


することが多いのでで、



非常に勉強になります!!!!



そして、日々の臨床にも役に立ちます・・・べーっだ!



こうした機会を与えて頂くことは


非常に幸せです!!



今日も張り切っていきたいと思います!!



ちなみに
「セラピスト入門」 東豊 日本評論社 1993

の冒頭、


P8~P12に興味深い、


ある家族(デフォルメはされていますが…)


のドラマが記されています。



ちょっと長いので、


以後、何回かに分けて、


引用したいと思っております。