昨日まで2日間の日程で行われたが、やはり今年は活気に欠ける印象があった。
「やはり」というのは出場馬リストを見る前から予想していたからだ。

理由はもちろん不況のあおりを喰っているのもあるが、一番の原因は「ダーレーVS社台」だ。

説明すると「半持ち」という社台グループ独自の制度にある。

この「半持ち」は将来、繁殖や種牡馬になった時、社台グループが保有出来るように文字通り半分馬主としての権利を持つことだ。
庭先やセレクト等のセールでの代金、厩舎への預託費を始めとしたその馬に掛かる全ての費用の半分を社台グループが負担する代わりに、後々は社台グループの牧場に戻し繁殖にする。
ただし、JRA(NRA)に競走馬登録した馬主は個人馬主の名前のみで、社台グループの名前を出すことはないので、表面上は個人馬主の所有となる。

この「半持ち」は個人馬主としてはリスクが分散出来るメリットが大きいので、利用する人が多い、というか、社台グループから持ちかけられたら大抵は利用する。
社台グループとしても優秀な繁殖が海外等に流出するのを避けられるので、やはりメリットが大きい。
だいいち、馬代金を支払う相手は社台グループなので、実質、社台グループに掛かる費用はその後の維持費のみで流出を避けられるのだ。

しかし、この社台グループの「半持ち」を拒否したのがダーレーだ。
ダーレーは資金力も個人馬主はおろか社台グループの比でなく、リスクを分散させる必要もないから拒否したのは当然かもしれない。
だが、社台グループは海外流出の危機感を持ち、セレクトセールにA級馬を出場させなくなった。
それで、セレクトセール自体の質が下がり、必然として売上も下がった。

私ですら質が下がったのが分かっているくらいだから、ダーレーもそのことは当然理解し、今年のセレクトセールでは社台グループ以外が生産した一歳馬を1頭落札しただけだ。

この「ダーレーVS社台」の戦争はしばらく続くだろうし、来年以降もセレクトセールの質の低下は止まらないだろう。
骨折による安楽死で亡くなったそうです。25歳でした。

思い出すのはラストランの有馬記念やマイルCS→JC連闘、NZトロフィなどなど。

競馬場まで見に行ったのは5回だが、ラストランやベストレースに挙げる人も多いNZトロフィを見に行って本当に良かったと思う。

競馬場がデートスポットになったり、競馬がメジャーな物になったり、多大な影響を与えた馬。そして競馬が一番人気のあった時、それを支えた馬。おそらくもうあれだけの馬は出て来ないだろう。

どうぞ安らかに…。
新井聡国家戦略相の政治収支報告書の問題で、レシートにあったパチンコ必殺仕事人のサントラCDについての釈明が二転三転している。

まず、このCDの発売日は2007年7月25日で、レシートに記載された購入日は2008年5月20日である。
このことを念頭に置いて、大臣の弁明を見てみる。

①2007年03月22日告示 2007年04月08日投票の北海道知事選の出馬宣言の会場で使用
②北海道知事選落選後に東京都で開いた励ます会の入場BGMに利用した

まず①番の釈明だが、使用したという日が購入日や発売日よりも前なのだ。
さすが技術大国我が日本、タイムスリップが実用化したのかと思った。

残念ながら、実用化されたわけでなく、訂正したのが②番目の釈明である。

北海道知事選落選から1年以上経ってから励ます会を開いたそうである。
これだけ長い間、励ます会を開けないほど憔悴していた人が大臣なんかやっていけるのか心配だ。きちんと国家戦略を立てられるのだろうか?

他にも、2008/4/5付けの衣料品の衣料品のレシートがある。
これは、先ほどの北海道知事選の期間中(2007/3/22~4/8)、洗濯する時間が無い秘書の為に買ったそうだ。
つまりは秘書の為に2008/4/5に買った衣料品を洗濯する暇が無い2007/3/22~4/8の間に渡したということだ。

やはりタイムスリップは実用化されていたようだ。
この釈明が訂正されなければ、新井聡大臣は国会でタイムスリップ出来ることを証明してくれるだろう。