今回は、ゴマフリドクガのことをまとめておきます。
去年の大晦日に、道路の落ち葉を掃いていると見つけました。
寒い中アスファルトを歩く小さな毛虫を放っておけず、連れて帰ることに…

体長は一センチ足らず。始めはモンシロドクガだと思っていました。
食草はバラ科やツバキ、ドングリなどとのことでしたので、庭のイチゴ、ウメ、サクランボ、ノイバラ、ツバキを入れて様子を見ることに…
1日目は、何も食べませんでした…。
そこで、元旦から墓参りに行った際にお墓のヤマザクラから少ない葉っぱを失敬して与えてみました。

どうにかヤマザクラをかじっているようで、ひと安心です。
食草はこのヤマザクラに決まりました。
それと、“たわし王子”と名前をつけました。

一回目の脱皮です♪
まだまだ小さいですね。

ウメの花がきれいに咲いたのをあげましたが、食べませんでした…

二回目の脱皮後、休んでいる王子。
毛のボリュームが増えたように思います。
この時点で1.5センチです。

朝からくねくねと体をよじっていました。
何事かと思っていましたが、脱皮した後の毛虫はこうして体をほぐすそうです。
実はこの頃、もう一匹ゴマフリドクガを保護したのですが、その子がノイバラについていたこともあり、王子にもノイバラを与えてみました。
すると以前は見向きもしなかったノイバラを食べるようになりました。仲間に影響されたんでしょうかね?

ドクガという種類で、毒があるとされるゴマフリドクガですが、実際は触っても平気でした。(人によるかもしれませんが)
もふもふと毛を撫でてもチクリともしません。本当に毒があるかどうか、怪しいところです。

大きくなった王子は、たびたび水を飲むようになりました。
水滴が大好きみたいで、霧吹きをすると寄ってきます。


三回目の脱皮です。
運よく一部始終を見ることができました。
いつもは黒い顔も、脱皮直後はこのように白いんですね~
体長は2.5センチ。いよいよ終齢です。

やわらかいうんちをして、徘徊を始めたので隔離。このような繭を作りました。
実はこの前に、私がケージに触った震動に驚いて出てきてしまいました。
しばらく歩き回って、別の場所に新しく作ってくれましたが、幼虫の種類によっては糸を出せる量に限りがありますし、何より体力を使うので、繭作り中の扱いには本当に注意が必要です。
繭作り中は絶対に触らないと肝に命じておきます(T_T)
繭になってから約2週間後の3月28日…

可愛らしい黄色の妖精が生まれました♪
男の子だと思っていましたが、女の子のようです(о´∀`о)

手に乗ってもらいました。
ふわふわのもこもこで、本当に可愛いです。

蛾の顔の中でも、ドクガ科はトップクラスの可愛さがあると思います♪
二日後に羽化したもう一匹と一緒に、もといた場所へ帰しました。
まるまる三ヶ月も一緒にいられて、本当によかったです。

お別れの日、王子は箱の壁に卵を残していきました。
もちろん無精卵ですが、ありがたく、我が家の宝物にします。
ありがとうね。