”「震災と火山噴火のメカニズム」21 関東大震災地震と首都直下地震” | asuaritoのブログ

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あすありと思ふ心の・・・


文中より↓


 100年前 1923年9月1日 関東大震災が起きて10万人以上の命が失われ国内最大の被害となった。


この地震を教訓として地震予知の研究が本格的に始まった。有名な今村助教授の周期説がピタリと当たり、これに反対していた大森教授が、今後は今村に託すといって亡くなったが、これが大間違いの始まり。


周期説の元の地震発生のメカニズムが物理現象としていたところが日本、いや世界の地震学をまちがって方向へ進めてしまった原因であったように思われる。


大森教授がもっと頑張ってくれたら地震予測も出来ていたはずで 今のハザードマップの黄色い安全地帯だけで大地震が起きて、真っ赤な危険地帯ではこの40年間静穏状態が続いているという国家的、人類的な損失は回避できただろうに!


 大森教授の研究哲学は実地震の発生を先入観なく真摯に見て、体験住民の意見や手記を大切にしてメカニズムを考えていたように思える。



 その誤解の理由は地震学者の地学的な知識の欠如が根本にあり、日本列島誕生の歴史から説明しないとその誤解を解くことが出来ない。


野尻説の「地震は物理現象ではなく化学現象です」「プレートは板ではなく岩です」を基本として「伊豆諸突帯プレート(仮)」の存在を明日から解き明かす。