”最高刑" | asuaritoのブログ

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あすありと思ふ心の・・・




まったく、、

次から次へと、愚かなことが続いています。


記憶にあった名前は、かごいけ喚問のとき

断罪に近い攻撃をした人でした。



日本の最高刑は、ご承知のとおり死刑です。


大切なことだから

みんなで考えるべきことではないかと思います






例えば、多くのかたを傷付けた人。


生育環境のことばかり取り上げていましたが

社会環境が、おかしくなっているとの見解もあります。


被害者の家族は、同じ思いをさせたい。


みなさん、似たように思ってらっしゃいます。


ひどい目にあわされた。

許せない。

極刑を望む。


人の思いです。

許せないです。


この国は、「永山基準」のまま判決されているのが多いです。


納得できない判決もあります。


一方で、冤罪のとても多い国です。


間違いない犯人。

犯人とされた冤罪。


検察人事があったとき

すごく記憶にある名前でした。

福岡県の事件に関わったかた。


再審請求中、刑が確定して2年ほどで執行されました。

いまでも、疑惑はくすぶったままです。


九州、熊本の人吉の近くに免田町がありました。

犯人とされたかたのお名前も同じ姓でした。


無罪と言われて、釈放されました。

今頃になって、事件を再調査する。という書籍が出ています。


なぜ、お元気な時に、なさらなかったのでしょう。


清水潔さんの書籍に、免田さんとのエピソードがあります。

夜、タクシーに乗られた二人。

免田さんが「事件」について問うと

驚くような言葉がかえってくる。免田さんは「そうね」と一言答えた。

清水潔さんは、こんなにも寂しい表情があるだろうか。

と、表現なさっている。


地元に、帰れない、ということ。とても厳しくつらいことだと思います。

妻と共に福岡県に住まれました。


平成の合併で、地名はなくなりました。今「あさぎり」となっています。



わたしは死刑廃止になったらいいと考えます。

わたしの大切な家族や友人が、ひどい亡くなりかたをしたら

決して許せないと思う。と自覚しています。


同じ目に、、と思うかもしれません。


実際、それを許された場合

できるだろうか。

そう、思ったのです。


人には、良心があります。

社会常識や育つ過程で学んだ意識もあります。


同じ目に、、できるでしょうか。

国で死刑にしてもらう。

絞首刑です。

その犯人が、死亡し、気持ちがおさまるのだろうか。


おさまるわけないです。

と、思います。


著者は、最高刑という言葉に着目されています。

終身刑。


わたしは、くたくた、へとへとになるまで議論したことがあります。

何年もかかりました。


終身刑の施設を作る。

仕事をし、田畑を耕し、働いて施設の維持管理をしてもらう。


これは、死刑囚は国の予算で食べている。という事案が出たことで、再度議論しました。


被害者の家族や関係者のかたを救うことを、この国はしていません。

諸外国ではなされているそうです。


おえらいかたと、言われるひとは

被害者の遺族感情。という言葉を使います。

言葉では、言うのです。

しかし、手を伸ばそうとしない。


慰謝料は裁判してください。

変だと思います。

国は、被害者遺族を救済する仕組みも考えていません。


とても難しい課題です。

難しいことだから、みんなで考えましょう。

これも、しません。


壊れたように感じてしまう社会環境。

もっと酷くなるのを待つのか

どうにかしようと動きだすのか

人々の意識=世論が大切だと思います。