”熊本地震 震災ミュージアム” | asuaritoのブログ

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あすありと思ふ心の・・・


九州東海大学内は、入れないのでしょう。


校庭にあるのは、断層の亀裂ですが

校舎内の床は、驚くほど隆起しました。


阿蘇大橋は、取り除いたほうがいいと思っています。

やまとさんが、土砂に巻き込まれた場所です。

ご両親も、ご家族、お知り合いのかたがたのお気持ち、いかばかりでしょう。


撤去をあきらめたように感じます。

そのままにしていても、いつかは、川に落ちるのでしょう?


やまとさんの、ご両親は、捜索をして欲しいと何度もお願いに出向いていらっしゃいます。


県の対応は、二次被害を理由に断り続けました(揺れが長期間続いたことと大雨により)。


雨が降らなくなっても、二次被害を理由に、県は捜索しなかったのです。


地元のテレビ局と新聞社は

独自で探されている両親と仲間の行動を「執念」と言いました。

なぜ、、って、、

悲しさと、落胆したのを、いまだに覚えています。


執念ではなく、ご自分の大切な息子を、家族を、家に連れて帰りたい。ごく当たり前の気持ちだと思います。


それを、なぜ?と問う報道者たちに、落胆しました。

人の気持ちも察せられず、何をどのように伝えれるのか。


あと、100メートル捜索していたら、もっと早くに見つけれたはずなのです。


深い川に降りて、大きな岩の下も丹念に探され

あの暑さのなか、車体の一部が見つかるまで。


県は、大きな岩を爆破し、車体を引き揚げました。

車の中にいらっしゃったんです。

やまとさん。


慰霊式の会場では、やまとさんのご両親と知事は、近くの席です。

新聞社もテレビ局各社も入ります。


知事は、にこやかに写真に入ろうとなさいますが

やまとさんのご両親のお気持ちが理解できる表情をなさってます。


捜索を拒み続けた熊本県。

行事のときは、歩み寄る熊本県。

その冷酷さを、人々は感じとっていると思います。