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TRAVELING TOUR 2013 in 九州
10月27日(日)
19時~


ビル2階のライブカフェ。
重いドアを全身で押すと
ウッドパーテーションに、茶木みやこさんのポスターが張ってあった。
ジッと見つめた。
店内に入ろうとして左側を向いたとき
ボックス席に女性が、お一人。
茶木みやこさんのお姿ドキドキ

「え…」
少し戸惑いながら、お辞儀をした。
茶木みやこさんは、気さくにお話ししてくださった。


マスターに挨拶し、ウーロン茶をいただいて着席。

バッグからメモ用紙とボールペンを取り出してスタンバイチョキ


ライブは『なゆた』さんから始まった。

音符フォレスト
 (森に居るようなイメージのギターメロディ)

音符二人(ふたり)
 (九州の有明海の凪いだ海を曲にしてみました…と。)

そして
ある日、夜空に真っ白な満月が見えて、車で満月に走って行きたいような気持ちになられたと…
「今は、アコGを弾いているけど
ロックをやっていたんです」
少し、エピソードを話してくださった。
音符ハイレッザムーン
お見事な演奏だった。

演奏が終わると、マスターがパイオ◯アのデッキに向かわれて、音楽を流される。

しばらくして…
茶木みやこさん
ご登場。

「台風が二つ来ていて、どうなるかと思いましたが、晴れ女なので、旅で台風に逢わないんです」

店内の雰囲気を和らげられた。

美しいギターの音色から
音符woo~~~」
茶木さんの口元は閉じられているように見えるのだけど
音符woo~~~」

音符煌めいて

音符いつものように

音符夕やけ小やけの赤とんぼ、負われて見たのはいつの日か」
音符赤とんぼ のキーのまま
音符秋の日暮れ時…面影橋まで…
訪れる古い町…泪橋から面影橋まで」
メモできたのは、ここまで。
聞いたことのある曲だけれど、題名が分からなかった。

「歌わないつもりだったんですけど、(ライブハウスの)マスターが大阪にいらしたときに、よくお聞きになっていたということで…」

マスターは、うなずかれるように頭を下げられて嬉しい表情。

音符僕にさわらせておくれ

音符白い色は恋人の色(北山修さん作)

「白い色は~」の曲は、とても好きな曲。


茶木みやこさんを知ったのは、昨年のこと。
北海道釧路市の『FMくしろ』さんの
『淺乃家本店・一期一会・夕暮れ時の街』の番組で、初めて聞かせていただいた。
美しくて気持ちいい、茶木みやこさんの歌声は、とても魅力的だった。
CDを探して聞いていると
『ナマ』で聞きたくてたまらなくなった。

ファンは、聞きたい、歌いたい!
やはり、そう思う。
そんなことを考えていたら…

茶木さんのお話し…
「レイポンさんが『まぼろしの人』をYou◯ubeにアップしてはって
大阪で一緒に歌ったんです。
『泪橋』、『あざみの如く棘あれば』
私のまえで歌うんですよ。
レイポンさんのアレンジで、レイポンさんの曲を聞かせてもらいました」

音符あざみの如く棘あれば

ワンコーラスの途中…
薄いピンク色のシャツを着た男性が、座りこんでスマホで写真を撮られる…。
「え…」と思った瞬間
「えぇ~」!オジチャンが立ち上がり、茶木みやこさんに接近。
携帯電話で写真を撮られた。

歌いながら笑われる茶木みやこさん。

なんだか…
とんでもないことだけど、楽しい雰囲気になった。

音符「ど~したの、どうしたのかい…」(題名不明ですmU_ _Um)


「昨年、石川鷹彦さんと話してて
おもしろいオヤジで…
別れがたくて…
福井で記念撮影したあと
CDアルバムCD製作のアレンジ交渉をしました。
私は「準備」することも考えて
「どのくらい…」
って、聞くんですが、石川さんは
「イヤイヤ~、まぁ~」
で。
それからレコーディングのとき
私も「心積もり」があるので…
聞くんですけどね、やっぱり
「イヤイヤ~、まぁ~」
請求書が届いて、えらいことになってました。
でも、自分でも納得のいくアルバムを作りたいですし、納得のいくアルバムができました」


「下田さんが二行の詞を書いてくださって
私がメロディをつけて、留守電に入れるんです
下田さんは、それを聞いて
思わぬ言葉、メロディを
私の留守電に入れてくださるんです。
こうしてできた曲…
女性が口紅をひくときって
口紅をひいて、よし!いくぞっ!
という気持ち。
下田さんの「くれない」と私の「くれない」で
『紅・くれない』にしました。

音符紅・くれない

音符透き通った夜

曲が終わったとき
茶木さんに接近して写真を写されたオジチャン(たぶん同年代のかた)が、カウンター席から立ち上がられた。
茶木さんの視線が、オジチャンに向く。

オジチャンは、立ち上がったと同時に、茶木さんに話される。
「明日3時(午前)から仕事なんや。
娘が車で待ってるから、帰る。
(茶木さんが)九州に来ても、熊本とばして行くやろ。
鶴瓶のラジオが好きでな、『屋根裏部屋の日曜日』が好きなんや。
そいじゃ、帰ります」

( ´艸`)
なんとも…
不思議な雰囲気のオジチャン。
関西言葉は、どうしたものか、数年の滞在でも
イントネーションが埋め込まれたように、無意識に出てきてしまう。
ライブハウスのマスターと初めて話したとき
あ、関西にいらしたんだな。と、すぐに分かってしまう。

早朝から仕事があるオジチャンは
手を振って帰って行かれた。

ライブハウスの雰囲気が
もっと、もっと和らぎ
茶木みやこさんの表情も「楽しい」表情に見えた。


音符揺れる想い

「2001年、突然やりだした『音泉マップ』
名古屋のライブ会場に電話してみて
最初から、受け答えがおかしかったんです」

ライブ会場のお話しをしてくださったあと

「あのオジサンでいろんなこと思い出して、雰囲気が変わりました」

ファンも、笑みの声が…


「学生時代に、友達が詞を書いくれて
メロディをつけました。

A面のCDあなたの手紙CD
何かで聞いた人が、テレビ探偵ナ◯トスクープで『この曲を歌っている人は誰ですか』と…
そういうこともありました。
『一人の道』は、円谷幸吉さんのメモリアルホールに入っていくと、この曲がかかります。
幸せなことです」
音符一人の道

音符時の館(CD翔べなくなるわ収録)

「Two Doors Awayのレコーディングは、石川さんのお宅でしたんです。
住所のとこに立つと、どうも記憶にあるんです。
石川さんのお宅の隣の隣は、友達の家なんです。」

レコーディング中の楽しい、嬉しいお話しを聞かせていただきました。

音符乾杯の後で

「知り合いの娘さんが結婚されると聞いて、作った曲です。
第◯興商のカラオケに
『泪橋』と『一人の道』が入っていました。
この『乾杯の後で』が新譜でカラオケに追加されました」


「京都が、ひどい台風に遭っていたとき
みんなが、大丈夫かと心配してくれはって
私は富山に居たんです。
家に2日くらい居ると、旅に出て
家には、居ない日が多いですね。

そろそろ、きついやろと言われますけど
自分で歩いたことは、自分の力になるぞ!
と、頑張っています」

音符60だけど


「桑名正博、眠ったままで
6月までは一緒に(ライブ)回ってました。
還暦ツアーしたいと、ずっと言っていて
やりたいことは、やっておかないと…」

音符月のあかり(桑名正博さん)

今日は泣くまい!と、意気込んでいましたが…
ダメでした。
ボロボロになりました。
優しい、優しい、美しい『月のあかり』でした。
歌詞が…
「この街を出ていくだけだよ…」
昨年、じっくりと聞いた曲でしたが
いろんな思いがよみがえります。

会場内が、しっとりとした雰囲気に…
しかし…


「しっとりと終わりたかったんですが
あのオッチャン、強烈で、頭に浮かんできます」

( ´艸`)

音符あなたにいてほしい

「この曲は、石川さんが『いいねぇ~』と言ってくれた曲です。

今日は、ほんま、おおきに。
最後の曲です」
音符

(mU_ _Um感激しすぎて、メモするのを忘れてしまいましたmU_ _Um)

茶木みやこさんが歌い終えられ
ステージ?から降りられ?
拍手が終わり…
マスターがパイオ◯アのデッキに手を伸ばされようと…
「えっ!」
思わず、マスターに声をかけました。
「アンコールは?
アンコールなしですか…」

すると、マスター…
「あ、疲れてらっしゃるから少し休憩してもらって…」

え…
この会話を聞いていらした『なゆた』さんが
「アンコール!」の掛け声をかけてくださいました。

なんとも、すごい?流れで…
優しい…
思いやり…
表現は、いろいろあれど…。


拍手のなか
茶木みやこさん、ご登場。

「なんや、中途半端なアンコールで…
歌ってええんやろか…

昨日も、ヘンなオッチャンいましてね。
どうも動画、撮ってはるような…
動画は、いかんでしょう。と言うたら『大丈夫!一人で見るから』って。
そんなん、よけいにコワイですやん」

音符まぼろしの人

「映画雑誌の記者が『あの時の…』古谷一行さんとの取材がありまして…
再放送が多いんです。
耳にこびりついています。

後悔のない生き方にしようと
斉藤ノ◯さんと、一緒にまたCDアルバムCD作りまして…
鶴瓶さんと話していて
音符風が欲しい音符
鶴瓶さんが、しんどいとき聞いてはった曲で
リクエストがありまして
14曲リクエスト、歌いました。
『茶木と鶴瓶の哥がたり』ですね」

音符愛させて欲しい
ラジオで聞いた2曲目の曲。
このころ、体力的にきつかった…
すごく気持ちいい歌声とメロディ…
聞かせてくださいました音符音符音符

終わり…
マイクから離れられ
茶木さんのナマ声音符音符音符音符音符
一層、美しい歌声でした。

゚・*:.。.。☆☆☆。.。.:*・"゚・*:.。.。☆☆☆。.。.:*・"

今回のツアーには
以前に発表なさっている
「茶木みやこ撰歌」
「miyako」
「Love is enough」
のアルバムも、お持ちになられていました。

サインをいただいて
席に戻ったとき
薄いピンクのシャツを着た男性が
背中にサインをくださいと…
皆さんが見詰めていらっしゃる。

シャツの男性、カウンター席に座られ、何か話しておられる。
「…釧路…。…釧路…。」
釧路の言葉だけに反応してしまう。
帰ろうとしていたとき…
マスターが、よかったら打ち上げに参加されませんか?と…。
え…。

隣に茶木みやこさんが座られた。
もう動けない。
札幌ライブから九州ライブ。
鹿児島のライブのお話しをしていた。
「なゆた」さんと、シャツのお兄ちゃんは同い年で
マスターと、私の夫が同い年。
話題は『横溝正史シリーズ』になった。
私は、全く記憶にない。
すると『なゆた』さん
「いい子だったんですね!」
???
なんでも深夜の放送で、親に隠れて「こっそり」見ていらしたんだとか…。

寝室に、ラジオとステレオはあったけど、テレビはなかった。
ようやく合点がいく。

シャツのお兄ちゃん、寒い所が好きなんです。と。
釧路、根室、宗谷に住まわれるそうな。

飲みすぎないよう、早めに寝るようにして…
茶木みやこさんのお言葉どおり
早めに…
「では、また」。となった。


これから
東北から関東へ
そして関西でライブは続く。
「拾得」さんでのライブに行きたい。
前日、お祝いごとに呼ばれていて
どうも体力的に自信がない…。


茶木みやこさんのライブ
また明日も、いい日となりますようにドキドキドキドキドキドキ