♪また会うその日まで♪ | asuaritoのブログ

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あすありと思ふ心の・・・




午前4時59分
ストップウォッチを持たれたかたの合図で始まった
博多祇園山笠。


テレビ中継を見ながら
今年も見に行けなかった…。
しかし、夕方から博多へ。


『南こうせつ、伊勢正三
スペシャルコンサート2013~ひめ風~』
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新幹線で所要時間30分。
開演10分ほど前に会場に着き
タクシー降り場の所で待っていてくれた友人。
「やっと歩いている…」
気遣ってくれる友人…
できるだけ急ぎ足で歩く。


開演前のステージスピーカーから
さざ波のような音が聞こえていた。
緞帳が上がり、ステージには
唸り声がもれそうなサポートメンバーさんばかり目

(Vn.)佐久間順平さん。
(Gt)岩井真二さん。
(P)矢嶋マキさん。
(Ba)河合徹三さん。
(Drs)島村英二さん。

南こうせつさんと伊勢正三さんの登場。

音符遥かなる想い
音符海風
伊勢さんのギター、メチャメチャかっこいいんですチョキチョキチョキ

ここで、少しお話し。
ボソボソと…( ´艸`)

音符青春の痛み
音符アビーロードの街

音符海岸通り

お二人でお話しなさっているとき
ベースの河合さんがコントラバスを構えられました。
大切に『抱っこ』なさるように…
曲が始まるのを、にこやかに待ってられます。
コントラバスは
音符神田川
あの、ジーンとするフレーズはコントラバスの効果大だと思います。

『神田川』が終わると、サポートメンバーさんがたがステージから去られました。

南こうせつさんと伊勢正三さん
お二人のお話し。
音符好きだった人

まだ『売れないころ』
こうせつさんは、お風呂付きのアパートに住んでらして
伊勢正三さんの住まいには、お風呂がなかったそうです。
こうせつさんが、「お風呂に入れてやる!」
と伊勢さんを呼ばれる。
こうせつさんが書かれた詞を伊勢さんに渡して
「オレが風呂に入っている間に曲を作っとけ」

こうせつさんが、お風呂から上がると
見事に曲ができていた…。

こうせつさんが
「どんなふうに考えて(メロディーが)出てくるの?」

(伊勢さん)
「綺麗な景色を見た時に、悲しいか痛いか…」

文字にすると、トンチンカンな会話のようになってしまいますが…
伊勢さんの『思い』
気持ちにズン!ときました。

音符加茂の流れに

『貧しかった』とき、そして『今』、『現代』。
幸せの尺度が違ってきている。
こうせつさんの言葉に
「最初に風呂付きのアパートに住めた幸せ…」
伊勢さんが感慨深げにお話しなさいます。

こうせつさんは『良寛』和尚の言葉
「欲があれば…万事休す…」
あれ???
考え込まれ、全てを思い出せなくて考えていらっしゃる表情。
会話を続けられながら
『欲なければ一切足る。求むるあれば万事休す』
記憶がすらすらと…
会場から拍手が上がります。

伊勢さんのギターをステージスタッフさんが取り替えにいらして…
伊勢さん、ギターを膝の上に置かれました。
置かれた…ギターを弾く格好ではなく
ギターを水平に膝の上に置かれました。

伊勢さんが、ボソッとおっしゃいました。
「自分の魂が汚れてしまう…欲があれば」

伊勢さんのギターの構えが気になり…
ジッとギターを見つめていました。
ギターを構えられることなく
水平に膝の上に置かれたまま

音符赤ちょうちん

水平に置かれギターは、スティールギターを弾かれるように
実に、お見事な演奏をなさいました。
ただただ感動。
響きがきれいで…
哀しくて…
素敵で…
涙がボトリと落ちました。

曲が終わり
バイオリンの佐久間さんと
ピアノの矢嶋さんがステージへ。

音符置き手紙
エンディングメロディー、伊勢さんのギタートレモロは絶品!
感動しすぎて体が冷えそうなくらいでした。

サポートメンバーさんがたがステージに戻られたあと
コンサートの『回数』のお話しになりました。
伊勢さん、声が出にくい…。と。
「声帯も筋肉だから、ずっと歌い続ける、声帯を鍛えるといいらしいよ」
と、こうせつさん。
「あの三浦雄一郎さんもさぁ~」

「ん?百恵ちゃんの息子?」

「…」

「あ、山ね」

盛り上がったところで
こうせつさんはステージから去られました。

音符ほんの短い夏

伊勢さん、声、すごいじゃないですかっ!
美しく、高く、優しく、そして強く。
すごい歌声でした。
ギターからエレキギターにかえられた岩井さんの演奏も抜群です。

伊勢さんと、こうせつさんが交代されて
音符幼い日に

昨年の九州北部豪雨の被災地でコンサートをなさった
こうせつさんの番組を思い出して
また、この曲の愛情深い言葉とメロディーで
ダラダラと流れる涙…(*´;ェ;`*)

曲が終わり
サポートメンバーさんがたの紹介。
お二人の高校生時代の思い出のお話し。
こうせつさんがコーラス部に伊勢さんを誘われたこと。
「伊勢さんは、ギターがうまいんだって!」
お友達から聞かれたこうせつさん
伊勢さんと、コピー曲をやってたことを嬉しそうに話されます。

こうせつさんがメロディーを少しつま弾いて…
お二人で
音符サウンド・オブ・サイレンス
ものすごく美しいメロディーと歌声でした。

感激の真っ最中
こうせつさんが
「これを、ちょっと違う弾きかたすると…」
音符夜明けのスキャット


高校生時代の歌
音符涙は海に(?)←曲名に自信がありませんmU_ _Um

佐久間さんのマンドリンと
河合さんのコントラバス音符
効いています音符
いいんですチョキチョキチョキチョキチョキ

ここで『名曲』のお話し…
「あの曲の、ホームは正やん?彼女は電車?」
「そうそう。…

あれは、自分の旅立ちの歌だったと思う…」

伊勢さんの言葉、全て重みがあります。

こうせつさん。
田端義男さんのお話し。
田端さんの合図、カウントは
「よろしゅうございますか」
だ、そう。
「よろしゅうございますか」で曲が始まる。
色んなカウントあるけど…
泉◯し◯るさんは、ワン、ツー、スリー、フォー!
って、カウントと曲のテンポが違うんだもん。

お二人で、それぞれお話しなさいます。


『なごり雪』と『22才の別れ』は2日でできたって
千春に話したら、
「正やんの才能は2日で終わったか!」って…

隣の友人が、私の顔を見つめます。
見つめる気持ち…
「千春さんは、まだだろうか…」

友人の声が聞こえそうでした。

音符なごり雪
音符(不明…mU_ _Um)
歌詞は「あなたの優しい声は…」
アップテンポな曲でした。

音符ささやかなこの人生

佐久間さんのバンジョーが、これまた、ものすごくいいんですチョキチョキチョキチョキチョキ


拍手が鳴り止まない客席。
休憩なしのステージから
アンコールです。

『アンコール』
南こうせつさんがマイクの前で
「福岡に来たら、選挙で千春が来てましたっ!」

千春さん、ご登場ですヾ(=^▽^=)ノ

白地に青?の花模様?
沖縄の雰囲気のような上下洋服。
足元が一番、模様が多くて
両肩に広がっている模様が…
なんだか、彫りました?
の、ような気がして…

スタッフの方々は
「素敵な衣装ですね」
と、おっしゃったそうです。

千春さんは
「海の家のアルバイトみたいだ…」

選挙、真っ只中ですから…
色んなお話しが…

音符妹よ
(音符千春さん→こうせつさん→千春さん→千春さんとこうせつさん)

ここでもコントラバスがいい音チョキチョキチョキチョキチョキ

後ろの座席にいらしたかたが
「千春は歌、上手ねぇ~」
・ω・
嬉しい気持ちと、、、
なんだかなぁ~。

千春さんが北海道のコンテストで
『旅立ち』を歌われたあと、コピー曲を歌われたのが『22才の別れ』
STVラジオのお話しをなさりながら
「正やんの歌を歌ってデビューできたんだ。
もしチューリ◯プの曲を歌っていたら
埋もれてた…
財◯には悪いけど…」

2曲目。
こうせつさんの後ろに
隠れるようになさってらした千春さん。
千春さんは
「オレも歌っていいの?」

音符22才の別れ

曲が終わると…

「オレが仕切るっ!」
と、譜面台を見つめられます。

で、
音符長い夜

これまでのコンサート、いろんなステージ
この日の『長い夜』は
最高の声量。
素晴らしい歌声。
感激、感激でした。

ピアノの矢嶋さんはアコーディオン
そして、河合さんのウッドベースチョキチョキチョキチョキチョキ
音符おもかげ色の空
南こうせつさんも
伊勢正三さんも
千春さんも
お互いを気遣いながら…
サポートメンバーさんがたを称えながら…
そして、客席と一緒に
「部屋の灯り消しながら
また会うその日まで」
を合唱。


客席の灯りがともり
音符スカボロー・フェアの曲が聞こえてきました。

こうせつさんと正やんの
大切な曲…
そう感じていました。


感極まるとは
こういうときです。
お見事でした。