神戸で(編集スミ) | asuaritoのブログ

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あすありと思ふ心の・・・

茶木みやこさん
アルバム
『Two Doors Away』
ライブツアー
開催中です。
ライブ日程は
茶木みやこさんの公式ホームページで。
美しすぎる歌声
ギターの音色は極上の響き。
言葉にできない
ここちよさ。
まだまだライブに間に合います。
優しくて美しい歌声。
楽しいお話し。
ぜひぜひ会いに行ってください。

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茶木みやこさんに会いたくて…
11月5日。
およそ1年ぶりに訪れた神戸です。
朝から用件があって、全て終るまで居ると間に合わなくなってしまう…
脱走しました(
´艸`)

直ぐ出発する新幹線に飛び乗りました。
到着までトンネルが多いですから
電波を使わない携帯端末に取り込んでいた
お気に入りのラジオ番組を聞いていると
あっというまに神戸に到着しました。
所要時間3時間ほどです。

さっそく楽しいドライバーさんに連絡をして
新神戸から目的地のライブ会場『クレオール』を確認。
「もっと長く乗ってくれはったら、おもろい話しできますんや~」
タクシーの運転士さんと笑いながらお別れ。


ゆるやかな坂道。
会場のライブハウスには
「ご案内」のディスプレイ。
茶木みやこさんと細井豊さんのお写真。

外に置かれたCDプレイヤーで、茶木さんの曲をかけてくださっていました。



開場の時刻まで
たっぷり時間がありました。
何日か食事していないことに気づきまして
よく行っていたお店に電話してみると
開店前でしたが食事の用意をしてくださいました。
2才まで九州に住んでいたんだと豪語なさるシェフ。(2才では記憶はあまりない…( ´艸`))

楽しくお話ししながら
栄養を摂って外に出ると
街灯の明かりが綺麗でした。

ライブ会場は
外で待ちます。
女性のかたがお二人いらっしゃって
会場に入って行かれようと
ドアを開けられました。
寒さに弱い私は
「中に入ってもいいのですか」
思わず聞いてしまいました。
皆さんのご親切で会場へ。
「お好きな席にお座りください」
え?
驚きました。
席は3つのブロックに分けられていて
迷わず中央へ。
一番前の席だと恥ずかしいので
二列目へ。
右側の席に座りましたが
セットなさっている譜面台の前になります。
左側の席だとギターを奏でられる右手がよく見えます。
ピアノの鍵盤も。
この日は細井豊さんのピアノ、サブピアノ、アコーディオン、ハーモニカでサポートがあります。


細井さんは、コンサート会場でよく会えるのですが
関西圏では初めてです。



茶木みやこさん。
今年9月に初めて「歌声」をラジオで聞きました。
美しい…
気持ちいい歌声に惚れました。
9月から毎日延々と茶木さんのCDを流して過ごしました。
今年も暑さ厳しい夏でしたが
茶木さんの歌声は
我が家だけ避暑地になったような…
気持ちいい風がながれているような…
避暑地に居ると、青空に浮かんだ雲が
風におされて流れていく…
そんな光景が浮かびます。


開演までの待ち時間
会場に観客が集まり
男性と女性の声がザワザワと聞こえてきます。
情けないことに
ザワザワとした話し声の中に居ると気が遠くなりそうな恐怖感があります。
その時ライブ会場のマスターが、ジャズを流してくださいました。
助かりました。
その音楽のボリュームが切られた時
あ~。いよいよ茶木さんに会える。
嬉しくて、嬉しすぎて感激です。

茶木さんが後の席から歩いていらっしゃいます。
少し時間を置いて細井さんが静かに席につかれました。
ライブは茶木さんのギターの調弦からスタートです。
弦の響きを聞いているだけで感激してしまいます。

1曲め揺れる想い
特別な思いのあるニューアルバムを繰り返し聞いていた曲。
生歌は感激もひとしおです。


関東でのライブは
アルバムのアレンジをなさった
石川鷹彦さんがいらっしゃったこと。
「神戸では、細井さんと2人ですから石川さんのこと、なんでも話せます」
茶木さんは、とても嬉しそうにお話しなさいます。
石川鷹彦さん。
教育テレビ(Eテレの前呼称)で、ギターの番組に出演なさっていた…
そういう感覚です。
しかし茶木さんは「ギターの神様」とおっしゃいます。
アルバムのタイトルになった
『Two Doors…』も石川さんと作り上げられた楽しい時間、嬉しい時間を
タイトルになさったのかもしれません。
美しい歌声は、鼻のあたりがツーンとして、やがて涙がボトリと落ちます。

透き通った声。
と表現するのかもしれません。
透き通ったと皆さんが絶讚なさるのは
由紀さおりさん、山本潤子さん、白鳥英美子さん。
由紀さんも潤子さんも白鳥さんも大好きです。
しかし、茶木さんの歌声は何か違う…
リラックスできる。
ス~~~ッと気持ちがよくなる。
うまく表現できませんが『特別』な歌声です。
そして茶木さんのギターは、格別の弦をお使いですか?
とたずねてみたくなるほど美しい音色です。
指が浮いているように見えてても、弦をつま弾いていらっしゃる。
そこに細井さんのピアノとサブピアノからオカリナの音が入り、ベース音も奏でられる。
革靴の底は、細井さんのステップでドラムにもなります。
茶木さんも終始笑顔でした。

「石川さんが、こんなん…と告げると、細井さんは全てやってのける。
河合徹三役も前向きに取り組んでくれる」。
と称賛なさいます。
二部構成で進んだライブ。
一部のあとに細井さんの演奏が4曲。
すごいライブです。
二部の始まりは
名曲2曲。
この名曲さえ、これまで知らずにいました。
ライブ会場に若い女性がいらっしゃるそうで…
「何かの間違い?」
茶木さんのお話しも楽しいです。
横溝正史シリーズの再放送、または再再放送を聞いて…
若い層のファンなのだそうです。

ライブで歌ってくださったのは
ほとんどニューアルバム『Two Doors Away』収録の曲。
なんとなく気になっていた「蛍橋」。
茶木さんのファンのかたが泪橋を聞きたいとおっしゃっていて

そのファンのかたの作詞なのだそうです。
こういう「つながり」を聞くと、たまらなくなります。
60だけど
茶木さんと、私の夫は同級生かもしれません。
「今だからできることもある」
茶木さんのおっしゃるとうりです。

たくさんの時間を過して、いろんなことがあって「今」がある。
自分の人生にムダなことなど何一つない。
難題でも必ず答えを見つけ出せる力が
全ての人にあるんだということ。
そんなことも頭をよぎりました。


アンコール。
2曲。
細井さんのハーモニカだけで茶木さんが美しい声で歌われます。
そしてそれも人生(アルバム『あるよ、ね』収録)

アーティストさんの選曲は、まことにすごいです。
感激の2時間で、私の化粧はボロボロになりました。

ライブが終わると
皆さんニューアルバムにサインをいただく列ができます。
私はピアノの側にあった「トンボ」をモチーフにしたステンドグラスの灯りを写して、時間を待ちました。


秘密の写真があって、もし了解をいただけたら
どうしてもサインをいただきたかったのです。
一番最後に並び、CDにサインをいただきました。
茶木さんのサインに
『◯◯さんへ』の名前をメモ用紙に書いて伝えました。
瞬間、茶木さんが私を見上げられます。
楽しくお話しできました。
これには事前に、お力添えがあってのことです。
どうもありがとうございました。
しまっていた写真をそっと出すと
『二人』の顔をメモ用紙で隠し
笑いながらも快くサインしてくださいました。

私は、茶木さんにキチントお礼を伝えたのだろうか?
感激しすぎて覚えていません。

細井さんと「なごみーず」「南こうせつ」さん、「アサヒ緑健プレゼンツ」のお話しをしていて盛り上がっていました。
全てのお客さまがいらっしゃらなくなってから
茶木さんにお礼を伝えてホテルに向かいました。


こちらから出掛けるとき、ポツポツと降り続いていた雨が3時間で神戸まで到達。
新幹線を降りたとき雨雲は大阪のほうへ移っていたのかもしれません。
翌日も、晴天でした。
少しずつ開発されている新神戸駅前

前夜のライブでの心地よい音色と、美しく気持ちいい歌声が、まだ身体中に残っていました。
あえて茶木さんの曲を聞かなかった2日間。
帰路につくとき
空を見上げると
ホテルのてっぺんに太陽がのぼり
ポカポカしていました。
これから冬を迎えます。
茶木さんの歌声は、おひさまのように暖かく
茶木さんのお人柄のように楽しく
よりいっそう気持ちよく聞くことでしょう。

また、きっと会いたいです。
茶木さんの歌声。
魔術のようなストロークとスリーフィンガー