浅田真央さん(15歳、身長152cm、体重37kg)が、17日のフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル(東京・国立代々木競技場)でのフリースタイルで、初出場初優勝を果たしました。




 二位は、世界女王のイリーナ・スルツカヤ(ロシア)、三位は中野友加里(早大)、四位は、安藤美姫(愛知・中京大中京高)だったというから、正真正銘の優勝だと思います。


耐震構造偽造事件の記事を書きながら見た映像だったこともあり、ヒューザーや姉歯と正反対の「美しさ」「素直さ」「努力」「才能」といったものがストレートに伝わってきて、正直、感動しました。


 しかしながら、九月二十五日生まれの浅田は国際スケート連盟(ISU)が「開催前年の六月三十日までに十五歳に達していること」と定めている年齢制限により、来年二月のトリノ五輪の出場資格はないという。


 今回の素晴らしい活躍にもかかわらず、年齢制限のため、彼女はトリノ五輪フィギュアスケート女子への出場資格がないというのだ。


理由は、若年層の健康に影響を及ぼす形での過酷なトレーニングを避けるためということらしいので、ある意味仕方ないとも思う。


日本スケート連盟が国際スケート連合(ISU)に特例措置を働きかけるよう求める電子メールが、17日夜から18日朝にかけて400通以上も日本連盟に届き、米国のメディアなどからは年齢制限への疑問が出ており、今後、論議を呼びそうだが、現時点での五輪参加は難しいらしい。


ただ、彼女のスケーティングはとてもすばらしいし、なんとか、五輪参加の年齢制限が外れるようにしてほしい思いました。


今日の格言:「若い時期にどんどんチャレンジ、大きくはばたけ!」