The alley back

The alley back

裏路地の日記

よくもまあ恥ずかしげもなく赤裸々に書いていたな。

久しぶりに読み返して驚いた。

先月あたり、街の定期検診で母の大腸に5つのポリープが見つかり、そのうち特に大きな2つを摘出。

昨日入院し、今日が早速手術日だった。

 

ポリープの手術が決まってからの母はこれまで以上に敏感で、父にも余波。

しばらく家の空気が最悪だった。今でも。

今回の入院にあたり、父は初め、入院することも、また手術日や部屋に関しても教えてもらえなかった。

そんなことってある?

成沢は決めた。私の人生における何かひとつ、重大なことを、母に決して話さぬようにしようと。

 

父に情報が皆無なのはあまりにも酷なので、手術日と部屋は、私が教えた。

仕事の為手術前に病院に着くことは叶わなかったが、術後の部屋に父は訪れた。

母との面会は、ぴりぴり。直前までの私の気の揉みようと言ったらない。

それでも、誰かが声を荒げたり、乱暴な発言をすることはなく(その代わり両親が顔を見て話すこともなく)面会を終えた。

 

父は先に仕事へ戻り、私は病室に残って4か月ぶりの日記を書いている。

ちなみに前回の記事からりょうちゃんとはまた離れ、しかし昨日再び2か月ぶりの連絡があった。

嬉しいやら、相変わらずの感じで、少しうんざりもする。それでも好きなのだろうな。

 

今夜は友とりーとの食事。

りーが12月から秋田へ転勤にする。今日が読書の会の最後になるだろうか。

りょうちゃんとキスをした。
飲み会の帰りに迎えに来てもらって、車の中で少し話して、それで。
2週間前と、数日前の話。土曜日にも迎えに来てもらった。
嬉しかった。LINEで話すより、実際に会うときの方がいつも優しい。
求められることが嬉しくて、毎日彼のことを考えている。
毎日くだらないやり取りをしている。
きっと好いてくれている。さすがにその自覚はある。
でも踏み出せない。一緒にいるだけでいっぱいいっぱいなんて、我ながら幼稚だと思う。
それを悟られて、呆れられたくない。
そう思うと、話も、お誘いも、どうしても引いてしまう。
引け目を感じて、昨日なんとなく会話を切ってしまった。
でも堪え切れなくなって、今日連絡した。それが1週間くらいの間に感じる。
だのに続かなく、てまた終えて、後悔しているところ。
とても大人の恋愛とは思えない。
こんな些細なことで一喜一憂して、仕事中も頭がいっぱい。やっぱり恋愛なんて邪魔かもしれない。
それでも好きだから、やっぱり手に負えないな。
今月はさすがにカードを使いすぎていると自覚している。
りょうちゃんに会う為にブラウスもパンツもコートもシューズも新調したし、あ、考えたら結構やばいね。
でも、また欲しいバッグを見つけてしまったの……!
しかも10kを切るプチプライス……。
どうしよう。誕生日プレゼントにまわしてもらうか、でもそのくらいの値段なら正直自分で買ってしま(ってもっと値の張るものをあててもら)いたい……という賎しい考えが頭を擡げたりして。
すぐになくなる商品ではないようだけれど、欲しいと思ったときに、欲しいのよ!

りょうちゃんと2年ぶりに会いました。(3/25)
誕生日を過ぎて12日、りょうちゃんから数ヶ月ぶりに連絡が来た。
「HBD」
勝ったと思った。求められたいから。同時に、これ以上望むことはないと思えるくらいには、嬉しかった。
勝ち逃げが一番好き。
連絡をくれただけでいい。あとは好きでも嫌いでもいい。駆け引きはやめて、素直に「会いたい」と伝えた。
本当はふたりで会いたかったのだけれど、「逃げ道を作らなくていいの?」と言われて、結局むかっときてしまい、まゆを誘って2:2。

以前りょうちゃんから教えてもらった料理屋さん。
2年ぶりに見るりょうちゃんは、やっぱりやっぱり格好良かったし、大人だったし、優しかった。
だからこそ、まゆを誘ったのは本当に失敗だった。
男の人に慣れていないことも(私だってそうだけれど)、門限があるらしいことも、気が付いていたのに、誘ってしまった。
他に捕まらなかったし、まゆが「今度そういう場に誘ってよ」と冗談みたいに言っていたから。
苦手なら、制限があるなら、断ってくれてよかったのに。
まゆにあたっても仕方がない。でも、りょうちゃんともっと一緒にいたかった。
会話も盛り上がらなくて、私は早々に「眠い」なんて失礼なことを言ってしまうし、双方に申し訳ない時間だった。
まゆとは、ランチ。お酒の席は、誘わない。
それからというもの、りょうちゃんから連絡がくることはなく。私からぽつりぽつり。
相変わらず、好きなので、うまく会話が出来ない。そもそも連絡も迷惑かと躊躇ってしまう。
「あとは好きでも嫌いでもいい」なんて、よく言ったものだ。
私は毎日りょうちゃんのことを考えている。
親友と、メールのやり取りがなんとのう険悪で。
それというのも、去年の誕生日に彼女に渡したデズのチケの期限が迫っているので計画を催促したところ、返事の歯切れが悪いのにいらりとしてしまい。
今年の母の誕生日に渡した同じチケットと取り替えて、私が早々に母とデズへ行ってしまえば、親友とはまた1年期限を延ばせるので、まずは交換の提案をしてみた。

「え? 手持ちのでいけばいいんじゃ??」

酷く傷ついた。だって、私とデズへ行くのを微塵も考えてくれないのだもの。
少々揉めたところで、親友が、そのチケを紛失したことを白状。
その時点で成沢は、「私の(愛の)ことをないがしろにしており、親友は私とは出かけたくない」と判断。
親友としては、「チケットをなくしたこと」を私が怒っていると誤解したらしく、互いに勘違いの状態でその日の会話を終え。
成沢は既にそのとき、親友への誕生日プレゼントを用意していた為、一刻も早く渡したかった、
ので、それから数日後に設けた機会に、好きやら嫌いはさておき、とりあえず渡すものを渡してしまおうと考えていた。

当日、プレゼントを携えた私が扉を開けると、親友が泣きながら抱きついてきた。
薄々、会話に齟齬が生まれているのではと、私なりに推理をしていた為、想定内。
ただ、久々に親友の涙を見て狼狽え、伝えるべきことをはたしてしっかりと伝えられたのかは不明。
親友はとにかく自分の過失を詫び、私がそれを許す、という構図となった。

謝罪の為に用意したであろう「ホワイトデーのチョコ」を渡され、目的を鑑みると複雑な気分でもあったが、私の好きな藤内とチョロ松のチョコをわざわざ手作りした労力、ラッピングした想いを想像すれば、嫌われたなどという杞憂は雲散霧消したのだった。

大切な親友のことは、何があっても失いたくない。
泣かせてしまったことは心苦しいが、同時に愛を確信する瞬間でもあったので、屈折した愛を認めるイベントだった。