台湾から中国アモイへの二日目。厦門駅で路線バスから乗り継ぎコロンス島へ向かう途中。
金門島を出発してからちょうど3時間でアモイ島の南西の端にあるBRTの終点、第一码头(第一フェリーターミナル)に到着。
広い構内に階段を降りてゝようやく出口と、バスを鉄道並みの設備にすると逆に不便。日本より先進的なソフト面に感心する反面、大きくし過ぎて逆に残念なところがあります。
第一码头停留所からコロンス島へのフェリーは1kmほど南にあるようです。その前にBRTの車窓で賑わっている場所を見つけたので寄り道することにしましたが、これが正解でした。
場所は开禾路というところ。BRTだと終点手前の停留所が近そうです。海鮮の店が軒を連ね、見ているだけで楽しい。イセエビ(っぽいエビ)は…中国でも高そう。シーフードもいいですが周囲を見渡せば、
いつの時代に建てられたのか、時代を感じるヨーロッパ調の建物の軒下に庶民的な市場が続いていて…
まるで昭和の時代にタイムスリップしたかのような、ガツンとくるアジアのシーン。ひと気のない寂しい台湾の離島から来ればなおさら感じる、人が集まる街は景色も元気です。
ということで…散々海産物を見せられたら、食べないわけにはいきません。イセエビ分の両替はしていないので庶民的なものを。でもプリっプリのミソまで旨い海老と、貝汁がジュゥわっと溢れるマテ貝の炒めにビールが進みます。二本頼んで合計124元(2,141円)
期待以上のアモイの風景とほろ酔い気分に海へ向かえばライトアップされた異国情緒溢れる街並みにさらに夢ごこち
。そうそう、ちゃんとこの日の目的地、フェリーのりばへと足は向いています。
あれがコロンス島か…煌びやかにライトアップされたアモイ島とは真逆な静寂さ。このギャップが萌えます。
フェリーのりばの雰囲気。人が集い、楽器を演奏したり思い思いに過ごす人たち。東京ではこんな大勢が無目的に集える海岸がなくて、こういうところが海外旅行の醍醐味。
さて、宿泊地は向こう側…ということでコロンス島(鼓浪屿)へのフェリーのりばへ。
運賃は帰りを含む35元(604円)とかなり高め。おそらく"入島料"的なものも含まれていると思います。自動券売機もありますが、(中国人用)身分証読取機能付きのため外国人は窓口で購入。こんな短距離でもパスポート提示が必要な実名制。(其他证件というところにパスポート№が記されます)
日曜夜のコロンス島側から来た船は寿司詰め状態![]()
逆にコロンス島へ向かう船はガランとしています。
夜の風に吹かれ心地いい船内から島を望む。
厦門島へ帰る人たちで溢れる三丘田码头(三丘田フェリーのりば)。
この日1日で4回もフェリーに乗り、辿り着いたコロンス島から見た都会の風景。この景色に見とれているのも束の間で、これから宿泊先を探すことなるわけですが…これが大変でした。
三丘田から300mほど南にあったのは観光客とは別にある厦門市民専用フェリーのりば。ここでホテルの場所を尋ねたんですが、わからず。
とりあえず船賃を見て愕然![]()
市民(島民)は片道4元(69円)で乗船可能、観光客は4倍です。しかも24時間運航。
フェリーのりばで見せた某ネットの予約表。住所は全て英字のピンイン表記で知らない人にとっては難しく、わかったとしても普段街中で目にする地図がこの島では見当たらず。このあと島民に聞いてもわからずで、しかもこの島は自動車禁止でタクシーも走っていません。
想定外の事態に慌てるも、街の灯りが雨上がりの路面に反射し一層煌めくコロンス島の夜景にうっとり![]()
一人旅で迷うのはこれが初めてです
毛細血管のように屈曲し張り巡らされた路地。ようやく复兴路は見つけたものの、その下の住所の数字がバラバラで隣りが飛んだりして、
島内を彷徨うことなんと2時間
…。
ようやくたどり着きました
場所は、路地からさらに入った行き止まりの旗竿地。
歩き疲れてぐったり倒れ込んだところ…そばにいた中国人の青年が介抱してくれてミネラルウォーターとたばこを1本差し出してくれました。(←中国でタバコは友情の意) そのあとチェックインの手続きや室内の設備も案内してくれたりと、とても親切にしてもらいました…
でもあまりの疲れにそのままベッドでグッタリ![]()
1時間ほど休憩し回復したところでビールを買いに出るも近くにコンビニも売店もなく、結局往復1時間かけて
(アホ) フェリーのりばの自販機まで行き、再び戻れば…
なんと…門が施錠されているではありませんか![]()
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开门!って叫んでも深夜1時…このまま門の前で過ごすのかと諦めかけた時… たまたまこのホテルの隣人さんが帰宅、知っていたのかパスワード入力で解鎖することができました
いつもこんな風にツイているんですが、これを機に行く前に必ずgoogleマップで宿泊地を落として確認するようにしました![]()
初めて迷った不思議な島と、今までで最も充実感が得られた一日。
(2019年4月21日)

























